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[医療・福祉 教育・子育て] “ピックアップ”小田原の取り組み(1)

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神奈川県小田原市

市では、今年度も新しい取り組みを展開していきます。今回は、「医療・福祉」「教育・子育て」の取り組みをピックアップ!

◆[高度急性期病院の機能を強化]市立病院に遠隔ICUを導入
《集中治療専門医などが24時間体制で対応》
市立病院の集中治療室(ICU)を昭和大学病院内の支援センターとネットワークでつなぎ、支援センターの集中治療専門医などから支援を受ける、遠隔ICUシステムを導入します。
遠隔ICUでは、支援センターで訓練を受けた集中治療専門医と認定看護師が、システムを通して収集した呼吸、心拍数、血圧などのバイタルサインや経過記録などの情報を確認し、24時間体制で患者さんを見守ります。
システムを介し、支援センターの集中治療専門医と市立病院ICUのスタッフとの打ち合わせも可能で、治療方針や患者さんが急変したときに必要な対応の相談などの支援を受けることができます。

《支援センター(昭和大学病院)》
・集中治療専門医
・認定看護師

〈患者の情報〉
バイタルサインなどを遠隔で見守り
〈治療の助言〉
支援センターに蓄積された膨大なデータを活用して、治療方針などを助言

《市立病院ICU》
・医師
・看護師

《医療の質の向上へ》
支援センターの集中治療専門医が患者さんの主治医である市立病院の医師をサポートすることで、医療の質を高め、ICUへの滞在期間減少などによる患者さんの負担軽減を目指します。
また、通常の診療に加えて集中治療の対応も行っている市立病院の医師の負担が軽減され、働き方改革にもつながります。

◆DX化で待ち時間短縮
市立病院では、これまでメールやLINEを活用した外来診療時の呼び出しシステムや、AIによる保険証確認システムを導入し、待ち時間の短縮を図ってきました。
建設中の新病院では、より質の高い医療に加えて、便利で快適な受診環境を提供できるよう、さまざまな分野でDXの導入を推進していきます。

問い合わせ:経営管理課
【電話】34-3175

◆[さらに便利に]帯状疱疹ワクチン一部助成
80歳までに約3人に1人が発症するといわれている帯状疱疹(ほうしん)。市では、1月から帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成しています。
接種後、市に申請すると助成額が振り込まれますが、3月からは一部の医療機関で、接種費用と助成額の差額を支払うことで接種できるようになりました。助成方法は、接種する医療機関によって異なります。詳しくは、市ホームページをご覧ください。

《助成対象》
次の二つに当てはまる人
・接種日に本市に住民登録がある50歳以上の人
・令和6年1月1日以降に接種した人

【WEB ID】P37348

問い合わせ:健康づくり課
【電話】47-0828

■[所得制限廃止の次は“18歳まで”]小児医療費助成を拡大
子育て世帯の経済的負担を軽減するために、昨年、所得制限を廃止し全ての小・中学生を対象とした小児医療費助成。さらに10月診療分からは、対象を18歳に達した日以降の最初の3月31日までに拡大します。
新たに対象となるお子さんの医療証の発行は、申請手続きが必要です。詳しくは、7月頃に市ホームページなどでお知らせします。

【WEB ID】P03600

問い合わせ:子育て政策課
【電話】33-1453

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