◆再整備で、さらに地域から愛される公園に
市内には、地域の皆さんにとって身近な公園である「街区公園」が、約140カ所あります。子どもたちにとっては、遊びを通じた学びの場であり、大人にとっても懐かしい憩いの場所の一つではないでしょうか。
しかし、一部の公園では、遊具などが老朽化し、あまり利用されなくなってしまい、公園を利用する地域の人たちからは、「もっと魅力ある公園にしてほしい」という声があります。
そこで、令和4年度から街区公園の再整備を進めてきました。このたび3月25日に、再整備第1号として「南鴨宮駅前公園」がリニューアルしました。
《熱い思いをカタチに》
再整備に当たっては、令和4年度から地域の皆さんと4回のワークショップを行うなど、利用する人や近隣の皆さんの意見をしっかりと取り入れながら整備を進めてきました。私自身も一度、ワークショップに参加しましたが、地域の皆さんの公園に対する熱い思いやさまざまなアイデアが飛び交い、とても活発な議論がされていました。行政が一方的に再整備するのではなく、より良い公園にしたいという、一つの目標に向かい、地域の皆さんと一体になって進めていくことができたと感じています。
「南鴨宮駅前公園」は、公園を取り囲むように生い茂っていた樹木を整理し、とても明るい雰囲気になりました。また、車いすを利用する人や高齢者も利用しやすいように、休憩施設の設置やトイレへのアクセスを良くするための園路整備をしています。
《公園のあるべき姿》
リニューアルに当たり行われた式典で、ワークショップにも参加した南鴨宮あいじ園の園児の皆さんから、「たくさん遊びます!」といううれしい言葉をいただきました。
公園は、特に子どもたちにとって、非常に大切な場所です。令和6年度は早川地区の山根公園の再整備を進めていきます。今後も、子どもたち、そして地域の皆さんから愛される公園が増えるよう再整備など進めてまいります。
市ホームページや動画配信では、より詳しい情報をお知らせしています。
小田原市長 守屋輝彦
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