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自治体の皆さまへ

共生社会の実現に向けて 〔〜誰もがその人らしく、生き生きと暮らせるまちへ〜〕

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神奈川県小田原市

年齢、性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、誰もがその人らしく生き生きと暮らすことができる共生社会。市では共生社会推進本部を設置し、庁内全体で共生社会の実現を目指し、さまざまな取り組みを進めています。
今回、令和5年度に実施した主な取り組みを紹介します。

◆おだわらSDGsパートナー×共生社会推進本部
共生社会について考える機会として、2月に行われたおだわらSDGs実行委員会が企画・運営する「課題解決ワークショップ」に、共生社会推進本部担当職員などの市職員が参加しました。
「スーパーマーケットで車いすを利用する人が、安心して買い物するためにできること」について、おだわらSDGsパートナーの民間企業・団体などの皆さんと一緒に考えました。すぐにできる取り組みから、未来のスーパーマーケットの構想に至るまで、さまざまな意見やアイデアが出されました。職種の異なる人と具体のテーマについて考えることで、多様な気付きが生まれます。今後もこうした機会を増やし、共生社会の実現を目指します。

◆参加した職員の声
参加者は皆、年齢も業種も異なり、立場も違いますが、「社会をより良くしよう」という気持ちは同じ。すぐに意気投合して、思い付いたことは何でも提案できる和やかな場ができ、時間が足りなくなるほど活発に意見、アイデアを出し合いました。個性溢れる提案が次々と挙がり、共生社会を考える貴重な経験となりました。
広報広聴室 鳥井優夏(ひろか)

参加者のさまざまな視点や考えを共有することができたと同時に、自身の視野の狭さにも気付きました。
今回の経験を生かし、市職員として、本市に関わる全ての人が幸せに、安心して生きていくことができるように、そして、誰一人取り残さないよう、あらゆる立場に立ち、広い視野を持って、職責を果たしていきたいです。
水産海浜課 秋山真生(まいく)

◆下府中地区社会福祉協議会(コンパスたいむ)×経済部(観光課)
誰もが楽しめるeスポーツを福祉分野でも活用しています。令和5年度は、下府中地区社会福祉協議会が運営するふらっとマロニエ内の「コンパスたいむ」で、人気ゲーム「太鼓の達人」を楽しんでもらいました。

皆さん、バチを握ると夢中になり、得点が上がると本人も周囲も喜んで和気あいあいと楽しんでいます。
eスポーツを導入してから参加者も増え、良い機会となりました。他にもこうした新しいデジタルコンテンツを導入した活動ができたら面白いと思っています。
下府中地区社会福祉協議会
会長 秋山榮(えい)太郎さん

◆神奈川県西地区リハビリテーション協議会(Teamリハもん)×文化部(スポーツ課)
令和5年度城下町おだわらツーデーマーチの特別企画として、車いす利用者の皆さんがまちに出る機会を増やせるよう、神奈川県西地区リハビリテーション協議会の理学療法士や作業療法士のグループ「Team(チーム)リハもん」の皆さんの協力の下、「ユニバーサルウオーク」を実施しました。

緊張の表情を浮かべていた参加者が、私たちと一緒にまち歩きを楽しんでいるうちに表情が和らぎ、いつの間にか参加者も私たちも満面の笑顔になっていました。
今後も、関わる人や仕組みを工夫することで、より多くの障がいのある人が参加できるイベントにしていければと思います。
神奈川県西地区リハビリテーション協議会
副会長 初鹿真樹(はつしか まさき)さん

【WEB ID】P34349

問い合わせ:福祉政策課
【電話】0465-33-1861

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