入院する際、患者さんには準備しなければならないことがたくさんあります。中でも負担が大きいものの一つが、入院費用の連帯保証人の選定です。
市立病院では、6月から連帯保証人の選定が不要となる代行制度を導入し、患者サービスの向上を図ります。
《従来の連帯保証人の選定では》
これまでの連帯保証人には「入院患者さんとは別世帯で、かつ支払い能力を有する人」という条件がありました。そのため、連帯保証人の選定には時間を要し、入院患者さんにとって負担が大きいものでした。また、身寄りのない高齢者や外国人を含む観光客の救急搬送などの場合は、連帯保証人を選定することが極めて困難でした。
《連帯保証人の選定が不要に》
連帯保証人代行制度では、代行業者が連帯保証人となります。原則、全ての入院患者さんが対象です。この制度によって、連帯保証人の選定が不要となるため、入院準備の手間や負担を軽減できます。
《代行制度は6月から》
市立病院では、6月から連帯保証人代行制度を導入します。この代行制度の導入で、手数料など入院患者さんの負担が増えることはありません。
導入日程など詳しくは、決まり次第、市立病院ホームページなどでお知らせします。
《連帯保証人代行制度》
〈入院患者さん〉
↑
入院診療契約
↓
〈市立病院〉
↑
保証契約
↓
〈連帯保証人代行業者〉
↑
保証委託契約(料金はかかりません)
↓
〈入院患者さん〉
【WEB ID】P38022
問い合わせ:医事課
【電話】0465-34-3175
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