中央図書館(かもめ)は、今年で開館30周年。
時代やニーズによって、今までも、そしてこれからも変わっていく図書館の意外と知らないお話を紹介していきます。
◆第2話 図書館に、その本が並ぶまで
《中央図書館(かもめ)で所蔵する本》
中央図書館(かもめ)では、28万冊を超える本が所蔵されています。これらの本は配架するまでに、ブックコートフィルムを貼るなどの装備や、管理のために本の情報を登録するなど、さまざまな準備をしています。
ところで、そもそもなぜその本が図書館にやって来たのか。意外と知らない人は多いのではないでしょうか。
《選書~選ばれし本たち~》
中央図書館(かもめ)では、絵本、小説に加え、歴史書や専門書など、分野が偏らないよう、毎月約400冊を選書・購入しています。特に、小田原に関する本は、地域の歴史や文化を伝える資料として、重点的に収集しています。
選書では、カタログや、実際に本を持ち込んでもらい現物を見ながら選定する「見計(みはか)らい」の他、利用者からのリクエストを基に、司書などの職員が購入候補を選びます。その後、選書会議を経て配架する本が決定します。
新刊は、正面入口付近の新刊本コーナーに3カ月間配架されているので、ぜひチェックしてください!
【WEB ID】P38068
問い合わせ:図書館
【電話】0465-49-7800
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