文字サイズ
自治体の皆さまへ

生涯スポーツ社会の実現に向けて 〔スポーツ施設整備の検討を進めています〕

5/26

神奈川県小田原市

近年、スポーツの重要性はますます高まるとともに、種目も多様化しています。誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも主体的にスポーツ活動ができる環境の整備に向け、令和5年度から「小田原市スポーツ施設整備基本計画」の策定を進めており、このたび中間報告を公表しました。

《小田原市スポーツ施設整備基本計画》
〈小田原市スポーツ施設整備基本方針〉
誰もが、気軽に、安心して利用できる場の醸成
|
〈小田原市スポーツ振興基本指針に基づく各方針・事業の推進〉
詳しくはこちら
(※詳しくは本紙をご覧ください。)

〈生涯スポーツ社会の実現〉
健康:身近なスポーツを通した健康寿命の延伸
地域(経済)活性化:社会的交流の増大による地域ならびに経済の活性化
競技力向上:スポーツの裾野拡大に伴う競技力向上
コミュニケーション:スポーツを介した社会的交流の増大

◆基本方針・実施方針
中間報告では、市民がスポーツとの幅広い関わり方を未来にわたって想像できる、持続可能なスポーツ施設を整備していくため「誰もが、気軽に、安心して利用できる場の醸成」を「小田原市スポーツ施設整備基本方針」として定めました。本市のスポーツ振興のテーマである「生涯スポーツ社会の実現」を、「小田原市スポーツ振興基本指針」との両輪で目指します。
また、基本方針を実現するため、4つの実施方針を定めました。

《1 施設の利用特性に応じた整備》
各施設の利用特性や老朽化状況に応じた整備を推進する。
[想定される主な事業]
・施設の老朽化対策と長寿命化改修
・施設の再配置(統廃合、移転、廃止)など

《2 利用者ファーストの機能向上》
利用者目線に立って、施設内の設備などの機能を向上させる。
[想定される主な事業]
・多様性に対応したユニバーサルデザインなどの導入
・スポーツ器具や設備、付帯施設、観戦環境、エンターテインメント化に対応した照明や音響設備に加え、空調やトイレといった建築設備の機能向上など

《3 健全経営に向けた運営》
施設利用料の見直しなどを含め、施設の管理運営方法を検討する。
[想定される主な事業]
・施設管理や運営の効率化と手法の見直し
・施設利用料の見直しなど

《4 多様な主体との連携強化》
民間事業者や県、近隣自治体などとの連携を強化する。
[想定される主な事業]
・既存施設や新規施設の整備における公民連携(PPPやPFIなど)の推進
・県や近隣市町の施設や、民間施設との連携など

◆新たなスポーツ施設の検討
高齢化社会や人口減少に伴う地域コミュニティの変化、ライフスタイルやニーズの多様化など、スポーツを取り巻く状況を踏まえ、新たなスポーツ施設の整備についても検討しています。

[検討例]
《(1)パークゴルフ場》
誰もが気軽に実施でき、多世代交流が期待できるパークゴルフは、本市の自然環境などの地域資源を生かせるスポーツです。

《(2)スケートボード場》
若者を中心にスケートボードなどのアーバンスポーツ※の人気が高まっています。専用の場を整えることで、安全かつ安心して楽しむことが期待できます。

※「都市型スポーツ」とも呼ばれ、主に都市資源を活用した新しい運動種目。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、新たに「スケートボード」や「BMX」などが正式種目に採用されています。

◆「みんなが利用しやすいスポーツ施設に」
私は市民公募で委員になりました。応募したきっかけは、子どもからお年寄りまで、誰もがスポーツを楽しめる場所を考えたいと思ったからです。また、運動したいと思っている人が少しでも利用しやすくなるよう、施設へのアクセス方法や利用方法の周知など、ソフト面での対応も検討していきたいと考えています。

小田原市スポーツ施設整備基本計画策定検討委員会委員
木村蒼(そう)さん

【WEB ID】P36621

問い合わせ:スポーツ課
【電話】0465-38-1148

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU