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〈連載〉新病院開院に向けて~市立病院のカルテを開く~

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神奈川県小田原市

市立病院は「地域住民から信頼され愛される病院」を基本理念に、県西地域の最後のとりでとして、多くの診療機能を持ち三次救急を中心とした医療を提供してきました。令和8年春の新病院開院に向けて、今後も市立病院がより身近な存在となるように、市立病院の役割や診療機能を詳しくお伝えします。

◆Karte.2「産婦人科」女性の健康を支える科
産婦人科は、女性の健康を生涯を通じて支える科です。県西地域の基幹病院である市立病院は、産婦人科医を養成できる「日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設」に認定されており、現在11人の医師が在籍しています。皆さんが安心して受診できるよう、救急疾患も含め産科・婦人科全般にわたってあらゆる疾患に対応していく体制を整えています。

《地域周産期母子医療センター》
産科領域では、県西地域唯一の地域周産期母子医療センターとして、母体・新生児搬送受入体制や新生児特定集中治療室(NICU)を備えています。また、母体の救命救急やハイリスク妊娠に対する医療、新生児専門医による高度な新生児医療などを担っています。もちろん、一般の妊婦健診も実施しており、全ての妊婦さんが安全・安心で快適な分娩(ぶんべん)ができるように心がけています。

《心身のさらなる負担軽減を目指して》
婦人科領域では、県西地域唯一の地域がん診療連携拠点病院や、日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設、日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設などにも認定され、婦人科疾患に関する高度な治療が行える環境が整っています。また、子宮体がんや卵巣がん、子宮頸(けい)がんなどの悪性疾患や卵巣腫瘍などの良性疾患に加え、月経不順などさまざまな疾患への対応が可能であり、一人一人の患者さんに合った治療を行っています。そして、早期退院、早期の社会復帰ができるよう、患者さんの心身の負担軽減にも努めています。

◆産婦人科部長を紹介!
2年ぶりに市立病院に復帰し、産婦人科部長に着任しました。

皆さんのお力になれるように、手術支援ロボット「ダビンチXi(エックスアイ)」を活用した子宮全摘術やお腹に傷をつけない腹腔鏡手術「vNOTES(ヴイノーツ)」など、新しい知識、技術を取り入れていきます。
また、お産については、助産師と共に、妊婦さんの思いに沿えるお産を目指しています。困り事などご相談ください。

産婦人科部長 丸山 康世(やすよ)

【WEB ID】P00322

問い合わせ:経営管理課
【電話】0465-34-3175

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