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自治体の皆さまへ

〈連載〉誠実 信頼 希望 〔加藤 憲一〕

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神奈川県小田原市

◆国・県・近隣自治体
この稿を記している時点で就任から既に2カ月余りが経過しました。平常時の公務に加え、市長就任に伴う各機関や諸団体との面談やご挨拶などがとても多く、隙間の時間がほとんどない状態が続いている中ではありますが、市長の立場を離れていた期間に取り組まれた諸事業の内容確認や、マニフェストに掲げ新たに着手する事業の仕込みを鋭意進めています。

その中でも、市長としての仕事を行う上で欠かせないのが、諸事業遂行における重要なパートナーである国、県、近隣自治体との関係構築。おかげさまで、12年間の前任期を通じて築いた関係はしっかりと継続、もしくはより強化される形でつながっています。

国とは、職員の相互派遣などで緊密な関係を築いてきた、環境省、林野庁、水産庁、総務省、国土交通省、新たに加わったデジタル庁を一通り訪問。それぞれ、積年の人事交流が現市政の運営に大きな力を発揮しています。この7月から会長市を引き受けた「伊豆湘南道路建設促進期成同盟会」の関係もあって、特に国土交通省や関東地方整備局などとの関係が深まりつつあります。

県とは、前の在任中からお世話になってきた黒岩知事や首藤副知事をはじめ、新たに副知事や局長に就任されている幹部の皆さんと改めて再会。福祉や経済分野では担当の平田副知事、県土整備や環境農政関係では橋本副知事が、それぞれ筆頭となって良好な関係をつないでくださっています。最も身近な県西地域県政総合センターにおいては、柳瀬所長が中心になり、小田原土木センターも含めた手厚い応援・連携体制を組んでいただきました。

長年にわたり広域連携を行ってきた県西地域1市8町の首長さんたちとも、既に連携と交流を再開。コロナの影響もあり、ここ数年は近隣市町での交流事業が停滞気味だったようですが、複数の市町で首長が交代し顔ぶれも替わったことから、この8月末、久しぶりに「神奈川県西部広域行政協議会」を開催、交流と親睦を深める予定です。お隣の二宮町、圏域が接する秦野市の首長さんたちとも交流が再開しています。

市内の各分野の諸団体の皆さんとも、活動連携に関しての引き継ぎはほぼ済んでおり、諸事業は具体に進む段階に。夏のさまざまな交流を経て、秋以降の活発な事業推進に向かいます。

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