〔中央図書館(かもめ)30周年〕
〈連載〉Welcome to(ウェルカムトゥー)おだわライブラリー
中央図書館(かもめ)は、今年で開館30周年。
時代やニーズによって、今までも、そしてこれからも変わっていく図書館の意外と知らないお話を紹介していきます。
◆第9話 本の所在確認「蔵書点検」
《「蔵書点検」とは》
図書館では、違う分類の書架に紛れていたりなど、あるはずの本が見つからないことがあります。それらを防ぐため、図書館では年に1度「蔵書点検」を行っています。
「蔵書点検」とは、本が図書館内にあるか、所蔵状況を把握する作業です。中央図書館(かもめ)では、28万冊を超える本を所蔵しているため「蔵書点検」を行う際は施設を1週間ほど休館して行います。
今年度は2月に行う予定です。詳しくは、おだわらいふ1ページを確認!
《どうやって点検するの?》
図書館の各コーナーに配架している本の情報を、専用のスキャナーで読み取ります。書架に並ぶ本をなぞるようにスキャナーをかざしていくと、本に貼られたICタグを検知して資料番号を読み取ることができます。ただ、薄い本や書架の端に配架している本、特殊な装丁の本には注意が必要です。スキャナーで読み取ったデータを所蔵情報と照合することによって、蔵書状況を把握していきます。
図書館に並ぶ本には、それぞれ配架する場所が決まっています。書架に戻す際には、あった場所に戻しましょう。
【WEB ID】P38068
問い合わせ:図書館
【電話】0465-49-7800
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