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自治体の皆さまへ

持続可能な地域を未来へ〔「環境と経済の好循環」の実現に向けた取り組み〕

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神奈川県小田原市

市では、森里川海といった地域資源を活用して経済的・社会的な地域課題を解決することで、自立した地域をつくることを目指しています。
そのため、地域で環境活動に取り組む団体・個人などのプラットフォーム(基盤)組織「おだわら環境志民ネットワーク」などと共に地域資源を守り、育て、生かしていくことで、環境から地域を元気にする取り組みを進めています。

◆地域資源から経済的価値を創出
「おだわら環境志民ネットワーク」では、豊かな森里川海を次世代に引き継ぐために、地域資源から経済的価値を創出することをミッションに取り組んでいます。
その手段の一つとして、小田原の自然環境に貢献しているモノやサービスを効果的にPRするための仕組みづくりを始めています。

《おだわら森里川海ブランド(GreenSelection)》
「おだわら環境志民ネットワーク」では、会員が提供する商品などの中から「おだわら森里川海ブランド(Gree(グリー)n(ン)Selection(セレクション))」として認定する取り組みを、11月から始めました。
第1弾の今回は「おだわら環境志民ネットワーク」の会員が、地域の豊かな自然環境を守る取り組みの中で作り出した数々の商品などから、全10種類を認定しました。「農薬や化学肥料を使わないことで環境負荷を減らす」「耕作放棄地や荒廃竹林の整備」「廃棄物を減らす」など、自然環境に貢献する背景(ストーリー)を含めた商品の魅力などを市内外へ発信していきます。

《「GreenSelection」認定基準》
◎「おだわら環境志民ネットワーク」の会員が製造または販売する商品などであること
◎小田原の森里川海の恵みにより成り立っていること
◎商品などが販売・消費されることで、小田原の自然環境の維持・保全・再生が促進される背景(ストーリー)を有していること

◆第1弾!「GreenSelection」認定品一覧
「おだわら環境志民ネットワーク」の取り組みは、ホームページをご覧ください。

◇小田原かなごてファーム
《おひるねみかんジュース》
荒廃農地(おひるねしていたミカン畑)を再生する事業から生まれた、農薬・化学肥料不使用のみかんジュース。

《おひるねみかんの電気》
荒廃農地(おひるねしていたミカン畑)を再生する事業から生まれた電気。

◇0decades(テンディケイズ)
《梅干し、ねり梅》
農薬・化学肥料を使わずに育てた曽我梅林のウメ(十郎・十郎小町・南高)を、全て手返しで干し上げた梅干し。

◇きらくなのうえん隊
《下中玉ねぎドレッシング》
本市特産の下中たまねぎと、農薬不使用で育てたウメとミカンを使用。規格外品の加工など廃棄物ゼロに取り組む。

◇小田原オリーブ園
《小田原産オリーブ加工品》
低農薬・化学肥料不使用で育てたオリーブの葉を使用した商品。左から、オリーブパスタ、オリーブソルト、オリーブ茶。

◇おひるね生(いき)ごみハーブ畑
《エッセンシャルオイル》
荒廃農地を活用し、生ごみ堆肥などの有機物で育てたハーブや、農薬不使用で育てた柑橘類から手作りしたオイル。

◇茶ラボあしがら
《小田原森里茶》
市内荻窪の茶園で農薬を使わずに栽培したお茶と、そのお茶を使用したブレンド茶。

◇Team MAMMAMemmA(チームマンマメンマ)!
《マンマメンマ》
地域の荒廃竹林を整備するときに採取した幼竹から製造した小田原産メンマ。

◇志村成則(志村屋米穀店)
《小田原市産米はるみ》
農薬・化学肥料を使わずに市内曽比の田んぼで育ったお米「はるみ」。食感はもちもちとして甘みがある。

◇ジャパン・マルチハンターズ
《小田原の冷凍鹿肉商品》
生態系維持のために捕獲されたシカの肉を、市内で迅速に処理し、気軽にジビエ肉として楽しめるように加工したもの。

【WEB ID】P20622

問い合わせ:環境政策課
【電話】0465-33-1473

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