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2024年 市制100周年に向けて みんなでつなぐ川崎の未来

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神奈川県川崎市 クリエイティブ・コモンズ

このコーナーでは、令和6(2024)年7月の市制100周年に向けて、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、次の100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。

■第16回 音楽のまち・かわさき
音楽を聴くのは配信ですか?実はレコードの人気が世界的に再燃しています。そのレコードを日本で初めて製造したのは明治42(1909)年、日本蓄音器商会(日本コロムビアの前身)の川崎工場です。レコードによって音楽がより身近になった背景には、川崎が深く関わっていたのです。
昔から転入者が多い川崎では、出身地方の民謡、ラジオやレコードから流れる流行歌などの音楽が親しまれていたり、国内で唯一、市内に音楽大学が2校ある環境など、音楽文化資源が豊かでした。平成16(2004)年のミューザ川崎シンフォニーホール(通称「ミューザ」)の開館を契機に始まった「音楽のまち・かわさき」は、こうした土壌の中にすでに培われていた音楽文化とまちづくりがつながり、発展してきています。
市制100周年を迎える来年は、ミューザ開館と「音楽のまち・かわさき」の20周年です。今ではミューザでのコンサートに加えて、ミューザを拠点とする東京交響楽団の市内巡回公演、市民・音楽大学・地域企業・団体などと連携したかわさきジャズ、アジア交流音楽祭や区役所でのランチタイムコンサートなどの活動が行われています。多彩なジャンルの音楽が日常に流れる風景はこれからも川崎のまちを豊かに彩っていきます。

▽ここがポイント
もともと川崎と音楽は縁が深かった。
市内各地に音楽拠点があり、さまざまな活動によって「音楽のまち・かわさき」が発展し続けている。

問い合わせ:市民文化局市民文化振興室
【電話】044-200-3725【FAX】044-200-3248

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