このコーナーでは、令和6(2024)年7月の市制100周年に向けて、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、次の100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。
◆第18回 スポーツのまち かわさき
サッカーやバスケのプロチーム、各競技の強豪チームがいる川崎ですが、以前はプロチームが次々と転出し、プロスポーツ不毛の地と呼ばれた時期がありました。
そんな中、設立当初、観客が少なかった川崎フロンターレでは、地域に密着した活動で地域との絆を深め、次第に市民の応援が広がり、平成29年のJ1リーグ初優勝をはじめ、これまでに4回リーグ優勝を果たしました。
チームが地域活動に力を入れ、地域を大切にすることで、地域の応援が増えチームが強くなる。強くなれば地域の応援がさらに広がるという好循環は全国から注目されています。川崎フロンターレの他にも「かわさきスポーツパートナー」や「かわさきスポーツアンバサダー」が地域の一員として活動すると共に、競技で実績を残しています。その活躍は私たちに勇気や感動を与えてくれるだけでなく、市全体に一体感や活気をもたらす川崎の誇りです。
かつてスポーツといえば「する」ものでした。それに「みる」が加わり、スポーツを「ささえる」こともその一つとなっています。市では、老若男女、障害の有無にかかわらず、誰もがスポーツに参加し、スポーツの楽しさを味わえるまちを、これからも目指していきます。
▽ここがポイント
チームと地域の好循環は、まちづくりにも貢献している
「する」だけでなく、「みる」のも「ささえる」のもスポーツ
問い合わせ:市民文化局市民スポーツ室
【電話】044-200-3723【FAX】044-200-3599
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