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2024年市制100周年に向けて みんなでつなぐ川崎の未来

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神奈川県川崎市 クリエイティブ・コモンズ

このコーナーでは、令和6(2024)年7月の市制100周年に向けて、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、次の100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。

■第11回 受け継がれていく商業者の魂
川崎には、銀柳街(川崎区)やモトスミ・ブレーメン通り(中原区)など、地域商業が盛んな地域があります。銀柳街は昭和25(1949)年に小売店など10店が集まって興した商店街です。空襲により甚大な被害を受けた市街地に市民が植えた「柳」にちなみ、名付けられました。今では、銀座街やチネチッタ通りとともに、市内随一の繁華街を形成しています。アーケード入り口部分には、大型のステンドグラスアーチが設置され、通行人の目を引き付けています。
一方、後継者不足などにより、商店街の数が減っているなど、地域商業の活性化に向けて新たな担い手の創出が求められています。
そこで、市は川崎に愛着を持つ新たな商業者を地域商業の担い手として支援するプログラム「NOREN(のれん)」を開始しました。NORENでは、地域で活躍する先輩商業者などによる講座を受けられるほか、同じ思いを持つ参加者同士の交流や地元商業者とのつながりを持つこともできます。
今後は、NORENを通して出店した事業者が、また次の出店者を支援し、その出店者がまたさらに次の出店者を支援する好循環が生まれることで、地域商業がにぎわっていくことが期待されています。

▽ここがポイント
地域商業の活性化に向け、出店を検討している人を支援する取り組み「NOREN」を行っている。
出店した事業者が次の出店者を支援する好循環により、地域商業がにぎわうことが期待されている。

問い合わせ:経済労働局観光・地域活力推進部
【電話】044-200-2330【FAX】044-200-3920

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