川崎市議会議長 青木功雄
市民の皆さま、明けましておめでとうございます。令和6年の輝かしい新春をお健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、令和に改元後初となる第20回統一地方選挙が執行され、新たな川崎市議会がスタートしました。女性議員が16名と記録に残る上では過去最多となり、年齢構成も20代から70代と幅広く、より多様性に富んだ顔ぶれとなりました。
また、昨年10月には、62年の長きにわたり市政にかかわる重要な議論を行ってきた議場を閉め、11月に開庁した新本庁舎において新議場を開き、川崎市議会史に刻まれる新たな幕開けを迎えました。
そして、いよいよ、本年7月1日、川崎市は市制100周年の大きな節目を迎えます。その象徴的な事業として、「第41回全国都市緑化かわさきフェア」を10月19日~11月17日、来年3月22日~4月13日に開催します。現在、市制100周年をオール川崎市で祝う一大プロジェクトの成功に向け、企業・団体の皆さまと手を取り合って準備を進めているところです。この大切な節目を一人でも多くの市民の皆さまと分かち合いたいと思いますので、ぜひさまざまな機会を通じて、一歩踏み出して参画いただけることを楽しみにお待ちしております。
さて、昨年、地方議会が何をしているか分からないと答える割合が半数以上に上るという調査結果を耳にする機会がありました。これは、市民に身近な地方議会にとって大変重要な課題であると考えております。ますます複雑・多様化する地域課題を前に、市民の皆さまの大切な声が届く議会であるためにも、まずは、私たち市議会のことをもっと知ってもらい、より開かれた議会として、新しいことに挑戦する勇気を出し、不易流行の精神をもって、住み続けたいと実感できるまちづくりに議員一同全力で取り組んでまいります。
結びに、川崎市の限りない発展と本年が皆さまにとって飛躍の年となりますことを心から祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
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