川崎市長 福田 紀彦
本市は今年7月1日に市制100周年を迎えました。この歴史的な節目を機に、市民の皆さまに、さらに地元への「愛着」と「誇り」を持っていただけるよう、市内全域で年間を通じて多様で多彩な記念事業を実施しているところです。
この秋も、11月2日から4日にかけて「川崎愛」があふれる4つのイベントを川崎駅周辺で同時開催し、市制100周年を盛り上げます。イベントは、市役所通り6車線を約500メートルにわたり一時的に歩行者空間とし、音楽・スポーツなどのステージや飲食ブースでにぎわう「みんなの川崎祭」、川崎の未来を考えるトークイベントなどを実施する「Colors,Future!Summit 2024」、地元で愛されるグルメが一堂に会し、川崎の夜を熱く彩る「川崎夜市」、地域の皆さまへの感謝を込めた物産展「かわむすのおんがえし」と、川崎の魅力がぎゅっと詰め込まれた3日間となっています。
これら4つのイベントのキャッチコピー「川崎愛 遊びつくす 3日間」の中の、「遊び」という言葉は、単に娯楽を意味するものではありません。ある歴史学者は、「人類が育んだあらゆる文化はすべて遊びの中から生まれた。つまり、遊びこそが人間活動の本質である」と述べています。
このイベントを通じて「遊び」の中から川崎の魅力を改めて知って、関わって、好きになっていただき、川崎の新しい文化を一緒に創ってくださればと思います。日頃、川崎駅周辺に立ち寄る機会がない方にも、この際にぜひお運びいただき、新しくなった市役所の展望フロアから見える市内の街並みも併せてお楽しみいただけましたら幸いです。
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