このコーナーでは、市制100周年にあたり、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、これからの100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。
■第20回 子どもたちの権利と幸せを守り抜くまち
市は平成13(2001)年4月、全国で初めて、子どもの権利に関する総合的な条例である「川崎市子どもの権利に関する条例」を施行しました。この条例は、子どもが1人の人間として尊重され、自分らしく生きていくことができるように作られた、市と市民との「約束」です。条例案づくりにも、大人だけではなく子どもも参加し、200回を超える会議や集会が行われました。
昨年20周年を迎え、映画「ゆめパのじかん」やNHK「ドキュメント72時間『“どろんこパーク”雨を走る子どもたち』」でも取り上げられた「子ども夢パーク」は、この「約束」を実現するための施設です。ここは、子どもが「自分の責任で自由に遊ぶ」ことができ、安心してありのままの自分でいられる場です。そのような居場所であり続けるために、子どもの「やりたい」を軸に、子どもも大人も利用しているみんなでつくり続ける施設なのです。
市はこれからも、子どもの声を聞きながら、子どもが安心してありのままの自分でいられるまちづくりを進めていきます。
▽ここがポイント
・子どもを権利の主体とした条例を全国で初めて施行。
・条例に基づき、子ども夢パークなど、子どもの権利に関する取り組みを進めている。
問い合わせ:こども未来局青少年支援室
【電話】044-200-2344【FAX】044-200-3931
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