このコーナーでは、市制100周年にあたり、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、これからの100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。
■第22回 経験とつながりを広げる子どもの居場所
全ての市立小学校の敷地内には、「わくわくプラザ」があり、小学生の放課後の居場所になっています。平成15年4月から希望する全ての児童を受け入れ、校庭なども利用できるように、それぞれの学校と調整しながら、毎月、さまざまなプログラムを用意して、楽しく安全に過ごせる場を作っています。また、市内に58カ所あるこども文化センターは、幅広い年代の子どもの居場所であり、やりたいことを子どもが考え主催したり、地域の人と交流ができるイベントが開催され、幅広い年代の子どもの居場所になっています。
都市部では、核家族化や地域との関係の希薄化が進み、子どもが多世代との交流の中で多様な価値観に触れる機会が減少しています。わくわくプラザやこども文化センターは、放課後の子どもの安全・安心な居場所であるだけでなく、子どもを中心に多様なつながりを大切にしながら、さまざまな活動を行っています。
▽ここがポイント
・わくわくプラザは、全ての小学生を対象にした放課後の安全な居場所である
・こども文化センターは、多様な体験や活動ができる場であるだけでなく、市民活動の地域拠点としても活用できる
問い合わせ:こども未来局青少年支援室
【電話】044-200-3083【FAX】044-200-3931
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