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2024年 川崎市は市制100周年 みんなでつなぐ川崎の未来

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神奈川県川崎市 クリエイティブ・コモンズ

このコーナーでは、市制100周年にあたり、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、これからの100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。

■第23回 世代を超えてつながる地域
かつては地域の大人たちが地域の子どもたちを見守り、時には子どもたちと一緒に遊んだり、何かを教えたりすることは珍しくありませんでした。しかし、今ではそうした光景を街中で目にすることは少なくなっています。
市は平成26(2014)年に、地域の寺子屋事業をはじめました。地域の寺子屋では、学校の特別教室等を使い、宿題などに取り組む小中学生を地域の大人たちがお手伝いする学習支援や、昔ながらの遊びなどさまざまなテーマで行う体験活動を開催しています。地域の寺子屋は、子どもにとっては家族や学校の先生以外の大人に会える、話せる、そして褒めてもらえる場であり、大人にとってはこれまでの経験や知識を生かし、子どもや他の大人とつながることのできる場で、地域の皆さんにとっての「大切な居場所」になっています。
人と人がつながる機会が昔より少なくなってきた今だからこそ、多世代が交流し、自分の子どものように子どもたちを地域で育てられるまちを目指して、これからも取り組んでいきます。

◇ここがポイント
市は、多世代が交流し、子どもも大人も笑顔でつながることができる、地域の中の居場所づくりに取り組んでいる。

問合せ:教育委員会地域教育推進課
【電話】044-200-3565【FAX】044-200-3950

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