■こんなことから、はじめませんか
パラムーブメントが目指すセカイの実現に向けて、市内ではたくさんの取り組みが広がっています。
あなたも、まずは自分とは異なる誰かと関わって、知り、考える機会をつくることからはじめてみませんか。
イベント情報はパラムーブメント推進担当Xで
◇いろいろねいろJAM
ジャズやクラシックのプロミュージシャンたちと一緒に(1)ワークショップで音楽を作り(2)公開ライブで演奏します。障害のあるなしや音楽経験のあるなしなどのあらゆる垣根を越え、音楽を通じてみんなとつながる楽しみを体感してみませんか。
(1)は9月28日土曜(2)は29日日曜
(1)は小杉小学校(2)はグランツリー武蔵小杉1階アクアドロップ広場で(武蔵小杉駅南口徒歩4分)
両日参加できる小学生以上20人
申し込み:6月28日~7月31日に市ホームページで。[抽選]
詳細は6月28日から市ホームページで
◇バリアフルレストラン体験
車椅子利用者が多数派となった架空の世界のレストランを体験し、障害とは何か、当たり前とは何かを改めて考えます。
◇パラスポーツ体験
ボッチャなどのパラスポーツを体験できるイベントを多数開催。今年も川崎市スポーツフェスタ2024などでブースを出展予定です。
◇ぱらあーとねっと
障害のあるなしにかかわらず親しめる文化芸術活動「パラアート」のイベント情報などを発信しています。
■かわさきパラムーブメントの挑戦の先に
川崎市長:福田紀彦
本市では東京2020オリンピック・パラリンピックを契機として、「かわさきパラムーブメント」を2016年から推進し、この間、私たちの意識や社会環境のバリアを取り除き、誰もが社会参加できる環境づくりのためにさまざまな取り組みを行ってきました。その結果、共生社会への意識は高まってはおりますが、より一層推し進めるためには、体感すること、行動することが必要だと思っています。
記事の中で紹介している「いろいろねいろ」は、障害・音楽経験などのあるなし、プロ・アマ、ジャンルを問わず誰もが音楽を通じて他者とつながる楽しみを体感することができるプロジェクトで、年間で3,000人を超える人が参加しています。参加した人たちの声から、体感することで意識が変わる、ということを感じてもらえるのではないでしょうか。
市制100周年を迎えた今、多くの方に「かわさきパラムーブメント」を知っていただくとともに、その取り組みをより一層進めていきたいと思っています。本市はこれまでもその長い歴史の中で、多様性を可能性にして発展してまいりました。今後も、多様性の価値を大切にしながら、すべての市民が、個人として尊重され、いきいきと暮らすことができる共生社会の実現のために、皆さまと共に挑戦し続けたいと思います。行政だけでなく、市民の皆さまと共に行動することで、本当の意味でのムーブメントにしていき、“パラムーブメントなんていらないよね”といえる、真の共生社会を目指してまいりますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
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