このコーナーでは、市制100周年にあたり、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、これからの100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。
■第26回 地域で楽しく生活し続けるために
少子高齢化が進む中、地域全体で支えあいながら、住み慣れた地域で安心して健康に暮らし続けるための仕組みを「地域包括ケアシステム(地ケア)」といいます。市は、子どもから高齢者までの全ての市民を対象に地ケアの実現に向けてさまざまな取り組みを進めています。
地ケアの実現には、市だけでなく、一人一人の取り組みが大切です。例えば、あいさつをし、地域の人とつながりを作ることや、健康寿命を延ばすために、健康づくりを行うことも地ケアになります。
市の公式ウオーキングアプリ「かわさきTEKTEK(テクテク)」も地ケアにつながる取り組みの一つです。家族や友人と歩数を競い合うことで、関係性を深めることができ、アプリに登録されたコースを歩くことで、地域をより深く知ることもできます。歩いた成果はポイントという形でたまり、市立小学校などに寄付できます。寄付されたポイントは子どもたちが希望する物品の購入などの形で還元され、子どもの笑顔につながっています。
市は、今後も、市民の皆さんとともに、地ケアにつながる取り組みを推進していきます。
◇ここがポイント
地域で楽しく生活し続けられるよう、市は「かわさきTEKTEK」をはじめとした、地ケアにつながるさまざまな取り組みを推進している
問い合わせ:
・健康福祉局地域包括ケア推進室【電話】044-200-0479【FAX】044-200-3926
・かわさきTEKTEKについては健康福祉局保健医療政策部【電話】044-200-1218【FAX】044-200-3986
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