川崎市長 福田 紀彦
1983年から、毎年全国各地で開催されている国内最大級の花と緑の祭典「全国都市緑化フェア」。今年度は市制100周年の象徴的事業として「全国都市緑化かわさきフェア」を開催いたします。
かわさきフェアは、全国で初となる「秋」と「春」の2回の開催として、いよいよ10月19日に秋のフェアが始まります。
川崎には、臨海部から多摩丘陵まで多様な自然があり、各地域の魅力を生かすため、市内の3つの大きな公園を中心に、駅周辺や商業施設、区役所など市内全域を会場として、市民、地域の団体、企業などの皆さまと一緒に、川崎らしい都市の中のみどりの価値を全国に発信していきたいと思っています。
紙面でも一部ご紹介していますが、これまで、来場者をおもてなしするために、魅力ある仕掛けづくりを進めてきました。全ての市立小・中学校などで育てた花が、会場やまちなかを飾るほか、富士見公園の壁面緑化は、市内の高校生たちがデザインや植え付けに参画するなど、さまざまなところで多くの人が開催に向けて準備をしてくれています。ぜひ、かわさきフェアに足を運んでいただき、地域のおもてなしによる人の温かさや、みどりの魅力を身近に感じ、みどりへの関心を深めていただければ幸いです。
「みどりで、つなげる。みんなが、つながる。」
かわさきフェアをきっかけに、みどりを通して、人と人、人と暮らしが緩やかにつながり、日常の暮らしの中にみどりが溶け込み、心豊かな暮らしを生み出していけるよう、今後も皆さまとともにみどりのまちづくりに取り組んでまいります。
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