このコーナーでは、市制100周年にあたり、時代とともに変貌してきた市のこれまでを振り返り、これからの100年につながっていくさまざまな「川崎」を紹介します。
■第27回 みどりで、つなげる。みんなが、つながる。
川崎のまちは、臨海部における工業の発展や、北部に向かって都市化が進んだことなどにより、利便性の高い都市となった反面、多くのみどりが失われてきました。
失われたみどりを取り戻すため、市民や企業、市などが協働し、市民100万本植樹運動(令和元年に達成。現在は150万本植樹運動)を行うなど、みどりの保全や創出の取り組みを進めてきました。その結果、現在では多摩丘陵から多摩川沿いに広がる豊富なみどりと水を背景とした多様な自然環境が川崎の魅力のひとつとなっています。
このようにみどりを取り戻してきた歴史をもつ川崎で、改めてみどりについて考え行動するチャンスとして、市制100周年の象徴的事業である「全国都市緑化かわさきフェア」を開催します(2~3面参照)。
市は、フェアをきっかけに、みどりを通じて人・暮らし・みどりが結びつき、次の100年に向けて川崎らしいみどりをつないでいくことを目指していきます。
◇ここがポイント
・市民・企業・市が協働しみどりを取り戻してきた。
・次の100年に向けてみどりをつないでいく。
問い合わせ:建設緑政局緑化フェア推進室
【電話】044-200-1736【FAX】044-200-3973
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