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【特集】ここがすごいぞ!水素に取り組む川崎臨海部!(1)

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神奈川県川崎市 クリエイティブ・コモンズ

ライフサイエンスを中心とした最先端の研究施設が集結
・リサイクル産業が集積
・石油・科学産業が集積
・発電所が集積
・物流施設が集積

今回の特集ではクリーンなエネルギーである水素をピックアップ!

川崎臨海部は川崎の最南端に位置し、ものづくり産業を中心に日本の経済に大きく貢献し、また、国際物流港湾としても発展してきました。近年ではライフサイエンス分野における世界最高水準の研究開発機関が集まるなど、昔も今も日本経済の発展に大きく貢献しています。今号では、化石資源に代わる次の新たなエネルギーとして、世界で注目されている水素をいち早く活用し、今後、世界をリードしていく川崎臨海部の取り組みを紹介します。

◆水素が注目されている理由
世界中で地球温暖化が大きな問題に!
何が原因??

二酸化炭素が主な原因
家庭電力などの日本の電力構成の約70%が二酸化炭素を多く排出する火力発電によるものです。
二酸化炭素を今後減らすには

地球に優しい!
燃やしても水しか出さない!
二酸化炭素を出さない、クリーンなエネルギー「水素(H2)」に注目が!

▽水素には次のような特徴があります!
(1)燃やしても二酸化炭素が出ない
(2)さまざまな資源から作ることが可能
(3)大きなエネルギー源になる(宇宙ロケットの燃料にも)
(4)化学反応による発電が可能

◆現在、水素を使うにはさまざまな課題が…
・安全面
水素は、引火しやすく、取り扱うのが大変。
安全に保管するためには広大な土地が必要
・運搬面
水素を運ぶためには、一定のノウハウが必要
・コスト面
化石燃料と比べて値段が高い

川崎臨海部はこれらの課題解決に挑戦しています。
川崎臨海部は水素をうまく活用できる可能性を秘めています!

◆数字でみる川崎臨海部
▽川崎臨海部の法人が納める税収(推計)

平成30年
全市の額:1,056億円
臨海部の額:397億円
全市に占める割合:37.5%

令和元年
全市の額:1,038億円
臨海部の額:389億円
全市に占める割合:37.4%

2年
全市の額:1,017億円
臨海部の額:385億円
全市に占める割合:37.9%

3年
全市の額:1,017億円
臨海部の額:385億円
全市に占める割合:37.9%

4年
全市の額:1,077億円
臨海部の額:408億円
全市に占める割合:37.9%

▽本市の製造品出荷額(工場で製造したものを出荷した場合の金額)等 3兆4,113億円
川崎区(ほぼ川崎臨海部):2兆5,877億円(76%)
「令和3年経済センサス-活動調査」より

全市の法人が納める税収のうち臨海部立地企業の割合は約37.9%を占めており、市民生活を支える大きな収入源になっています。
また、川崎臨海部がある川崎区の製造品出荷額等も全市の76%を占めています。

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