~人と人との橋わたしでもっと支え合える地域へ~「第7期中原区地域福祉計画」を策定しました。その中から、地域の皆さんに知ってほしいことを紹介します。
■中原区地域福祉計画とは
区民の皆さんが抱える毎日の生活の課題に皆さん自身が主体となって取り組み、さらに地域全体で支援するための計画です。
第7期の計画期間は令和6年度から8年度までです。
「ボランティア仲間が高齢化してきた…」
「身近に子育ての仲間がいたら…」
「引っ越してきたばかり。地域のことが知りたいですね」
■中原区地域福祉計画は、皆さん一人ひとりが主役です
中原区地域福祉計画推進検討会議 座長
東海大学建築都市学部建築学科 後藤純 特任准教授
「皆さんが住む中原区が、一人暮らしでも、障害があっても、認知症になっても、楽しく自分らしく、支え合いながら暮らしていける地域になっているのか、そのために地域にどれだけ貢献しているのか、が問われています。
「いずれは自分も地域の皆さんに支えてもらうときも来るだろう、元気なうちは自分も地域を支える活動をしよう」という心構えも大切な福祉であることを皆さんにお伝えしたいです。」
■最近、誰かとおしゃべりしましたか?
今期計画のポイントは「つながり」です。誰かとおしゃべりしたり、趣味の活動を続けたり、また、ボランティア活動したりすることは健康によい影響があります。こうした「つながり」によって、「ちょっと元気がないな」、「いつもとちがうな」、「どうしたのかな」など、自然とお互いに気遣える関係をつくりましょう!
各取り組みの( )番号は第7期中原区地域福祉計画の基本目標・施策の該当箇所を示しています。
・中原区では一人暮らしの高齢者が増加しています
中原区の65歳以上の高齢者のうち一人暮らしは23.0%で増加傾向(令和2年国勢調査から)
・中原区はご近所付き合いが少ない
「ご近所付き合いがほとんどない人」は23.1%で、川崎市内7区のうち、一番ポイントが高い(川崎市地域福祉実態調査から)
・人生100年時代!
健康に過ごせる時間(健康寿命)を長くして、自分らしく楽しめる人生を送りましょう
◇ひとりでも、参加できます!
・ご近所さんぽ(4-2)
ご近所をゆっくり歩きます。区内各地で開催しています(申し込み不要)。地域を知ることもできます。
おしゃべりしながら歩きます
・地域の催し、イベント(4-1)
なかはら子ども未来フェスタ、なかはら福祉健康まつりなど、ふらっと参加できる身近な催しがたくさんあります。
みんなで参加
いろいろな年代の人が楽しめます
◇健康づくりも地域とのつながりもできる!
・食生活改善推進員、略して「食改さん」の取り組み(1-3)
親子向け、男性向け料理教室を通じた健康づくりやシニアカフェなどでつながりの場をつくっています。「食改さん」の育成も行っています。
ご自宅の汁物の塩分をチェック
詳細は区ホームページで
◇あなたのやりたい!でこのまちを元気にしよう!
・中原区ソーシャルデザインセンター(中原区SDC)(4-2)
地域の人たちが主体となって、つながりや新たな活動を生み出すための取り組みを行っています。
あなたの「やりたい」を応援中
詳細は区ホームページで
◇悩みや不安などをみんなで分かち合える!
・子育てサロン(1-2)
「子育てはみんなの力で」が合言葉。遊びや行事を通じて保護者同士の出会いの場、地域のことを知るきっかけの場でもあります。
誰もがほっとできる時間を過ごしています
区役所では
皆さんの健康づくり、つながりづくりを進めていきます
中原区地域福祉計画の中には、皆さんと一緒に「ふだんのくらしをしあわせに」するための施策が詰まっています。
もっと知りたい人は区ホームページで
問い合わせ:区役所地域ケア推進課
【電話】044-744-3239【FAX】044-744-3196
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