5年に区内で起きた全交通事故のうち、自転車関係の事故が占める割合は約42.0%で、県内平均(24.9%)を大きく上回っており、区は県から「自転車交通事故多発地域」に指定されています(出典:令和6年4月1日付神交対協第3号神奈川県交通安全対策協議会会長通知「令和6年度自転車交通事故多発地域の指定について(通知)」)。事故を防ぐため、「自転車安全利用五則」をもとに、交通ルールを確認してみましょう。
■中原区の自転車関係交通事故の特徴
▽事故が多い時間帯
朝と夕方の通勤・通学の時間帯
▽事故が起きやすい原因
信号無視、車間のすり抜け、一時停止をしないなどの交通違反
▽件数
3年から年々事故件数が増加しています。
出典:市ホームページ 過去5年間交通事故発生状況(令和元年~令和5年)
■自転車安全利用五則
(1)車道が原則、左側を通行
普通自転車歩道通行可の標識・表示がある場合や、13歳未満の子どもなどが運転している場合などに歩道を走行できます。
中原警察署交通課 阿部哲哉課長「きちんと左側を走っているね!」
歩道は例外、歩行者を優先
歩道を通行する場合は、必ず車道寄りを徐行し、歩行者を優先しましょう。
中原区役所危機管理担当 郷原職員「思いやりを持って運転しよう!」
(2)交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
(3)夜間はライトを点灯
(4)飲酒運転は禁止
(5)ヘルメットを着用
■中原警察署長からのメッセージ
中原警察署 佐藤智宏署長
多くの自転車事故は、ルール違反によって起こります。被害者・加害者にならないために、交通ルールをきちんと守りましょう。また、ヘルメットを着用している人は、まだ少ない状況です。もしものとき、ヘルメットはあなたの命を守ります。自転車に乗る際は、ヘルメットをかぶりましょう。
■7月11日~20日は夏の交通事故防止運動期間です。
夏はレジャーや帰省などで長距離ドライブが増える時期です。安全運転をお願いします。
区内では、武蔵小杉駅北口周辺で交通事故防止キャンペーンなどを実施します。
問い合わせ:区役所危機管理担当
【電話】044-744-3162【FAX】044-744-3346
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