まちの人に聞いた川崎宿での思い出や、川崎宿起立400年を記念した取り組みなどを連載で紹介します。
■若宮八幡宮 中村さん親子(中村さん、町田さん)
川崎宿周辺の寺社で起立400年のさまざまな取り組みを実施しています。稲毛神社・川崎稲荷社・大師稲荷神社・金山神社では10月限定の御朱印を集める企画「東海道川崎宿・大師道 御朱印めぐり」を、東海道沿いの宗三寺や教安寺では記念事業を開催しました。10月に設置された中間灯の「東海道川崎宿」「東海道」の文字は稲毛神社の名誉宮司・市川緋佐麿氏によるものです。
「平成13年の大川崎宿祭りでは、斎藤文夫実行委員長に万年屋の再現を依頼され、亡き夫と文献を元に奈良茶飯を研究していた宮前区の料理研究家西本薫子さん、万年屋女将役の酒井靖恵さんと共に奔走しました。今は娘たちが次世代を担う人たちと活動する姿に頼もしさを感じます。」(中村さん)
「若宮八幡宮境内社金山神社で毎年4月に行われる「かなまら祭」は、かつて川崎宿の飯盛女たちが下の病よけ祈願をしていたことに起源します。母と亡き父が仲間と川崎宿を盛り上げようとする姿を見て育ったこともあり、私も地元の人たちと川崎宿のインバウンド需要を高める活動を行っています。」(町田さん)
※本連載期間中は「発見!まちのひろば」は休載します。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>