冬季はノロウイルスによる食中毒やインフルエンザなどの感染症の流行が本格化し、また、年末年始のイベントが続き生活リズムが乱れがちな時期です。感染予防のポイントなどを知って、年末年始を元気に楽しく過ごしましょう!
KAWASAKI SDGs
3 すべての人に健康と福祉を
■感染しない(させない)ためには
◆インフルエンザや新型コロナウイルス対策には予防接種を!
予防接種は感染や発症そのものを完全には防御できませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果があるとされています。予防接種を受けてから抵抗力がつくまでに2週間程度かかるため、早めの接種が効果的です。
◆咳が出るときは「咳エチケット」
マスクを着用する
上着の内側や袖で覆う
ハンカチなどで口や鼻を覆う
◆加湿で室内の乾燥を防ぐ
室内は適度な湿度(50~60%)に保ちましょう。
◆定期的な換気
1時間に1回は窓を開けましょう。
◆こまめな手洗い
外出後や食前などは丁寧に手を洗いましょう。
手あらいハンドブック
正しい手洗いの仕方や感染症予防について記載しています!
◆体力や抵抗力を高める
バランスの良い食事、適度な運動、十分な休養をとり、体力や抵抗力を高めることも大切です。
▽バランスのよい食事をこころがけよう!
1日3食、いろいろなものを食べることが大切です。主食(ごはんやパン、麺など)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品など)・副菜(野菜料理)を組み合わせるとバランスの良い食事になります。
「さいわい栄養情報」では区で取り組んでいる食育などの紹介もしています。
ぜひご覧ください!
▽簡単な運動から始めてみよう!
普段運動習慣がない人も、ウオーキングなどの有酸素運動や簡単なストレッチを生活の中に取り入れてみましょう。
ももの裏ストレッチ(20秒×左右2回)
(1)椅子に浅く座る
(2)右足を伸ばしてかかとを床につけ、つま先を上げる
(3)おへそを前に出すように少し前傾する
「50歳からのさいわい健幸BOOK」にこの他の体操を掲載しています。
▽良質な睡眠をとろう
就寝前の飲酒や喫煙、スマートフォンなどの操作は睡眠の妨げになるため控えましょう。
問い合わせ:区役所地域支援課
【電話】044-556-6693【FAX】044-555-1336
■インフルエンザ・新型コロナウイルス
症状…咳、鼻水、高熱、関節痛、全身の倦怠感 など
感染経路…咳・くしゃみなどからの飛沫感染、接触感染
消毒…アルコール
■感染症胃腸炎(ノロウイルスなど)
症状…激しい嘔吐、下痢 など
感染経路…感染者が調理などをして汚染された食品、加熱不十分な二枚貝、感染者のふん便や嘔吐物の飛沫、用便後の手洗い不足による接触感染
消毒…次亜塩素酸ナトリウム(アルコールは効かないウイルスも)
問い合わせ:区役所衛生課
【電話】044-556-6682【FAX】044-556-6659
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