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市長コラム

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茨城県笠間市

■「新かさま応援大使」
文/笠間市長 山口伸樹
現在101歳で、浪曲に合わせて三味線を演奏する「曲師」の玉川祐子(たまがわゆうこ)さんをご存知でしょうか。現在も現役で都内の演芸場を中心に活動されています。
玉川さんは笠間市片庭の出身です。曲師として昭和16年に初舞台を踏み、現在までの活動は83年にもなります。昨年9月には、100歳の節目で初めて市内での公演会「井筒屋で落語と浪曲を楽しむ夕べ~祐子百歳、笠間に帰る~」が有志の方々により開かれ、私も出席し、玉川さんの力強い演奏を堪能しました。
このたび、玉川さんに「かさま応援大使」への就任を依頼したところ、ご本人から快く承諾していただきました。今年2月16日には市役所で委嘱状の交付を行い、玉川さんが曲師の道に進んだ経緯や現在の活動内容について、テンポの早い口調で話してくれました。
玉川さんは大変な苦労をされたようですが、そのような苦労を吹き飛ばす元気があり、これまでの生き様に感心し、同時に感動しました。われわれが応援する立場でありながら、玉川さんから元気をもらいました。
玉川さんは歩行も体調もしっかりされていて、地元である笠間からの応援を大変喜んでいました。そして、「私が元気なうちに笠間でまた公演をしたい」との強い希望があり、6月2日(日曜日)午後2時から地域交流センターともべ「トモア」で開催することになりました。
日本最高齢の曲師である玉川さんには、これからも元気で現役での活動を継続してもらいたいと思います。
6月の笠間での公演に、市民の皆さんもぜひ足を運んでください。

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