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市長コラム

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神奈川県平塚市

◆躍動する新たなまち
・落合克宏

新たなまちとしての動きが顕著な大神地区。東海道新幹線新駅を誘致している寒川町倉見地区と、相模川を挟んで一体となった環境共生都市の形成を目指す「ツインシティ計画」の一翼を担う場所です。平塚市では、市総合計画や都市マスタープランで市北部の拠点と位置付け、まちづくりを進めています。
先月、地区内の大神公民館で、県内19市の市長で構成する神奈川県市長会の市長会議が開かれました。ここは、県の南のゲートに位置付けられて周辺の市町との連携も欠かせない場所です。市長さんたちに地域の躍動を感じていただきたく、新たなまちにご招待しました。会議後は、豊かな学びを創造し、新たなコミュニティの場となるよう設計した相模小学校や、地域社会への貢献に力を注ぐ大型商業施設を視察してもらいました。
他市の市長さんからは、まちづくりの手順や課題など現在に至る過程から将来の展望まで、幅広い分野にわたる質問がありました。未来を見据えた、長期的な都市整備は、いずれの自治体にも共通する課題のようです。
今後、周辺の道路網の整備も進みます。相模川に新しく架かる(仮称)ツインシティ橋や、ツインシティにアクセスしやすくする二つの道路(南北に延びる平塚愛甲石田軸と東西に延びる伊勢原大神軸)も、県と連携しながら整備していきます。広域的な交通網の発達で県央・湘南都市圏域の交流活動が円滑に進み、人やモノの流れが活性化し、大きな経済効果が生まれるよう期待しています。

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