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自治体の皆さまへ

[特集]決算報告「ずっと、選ばれるまち、住み続けるまち」へ(3)

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神奈川県平塚市

◇下水道
下水道事業の総収益は75億8052万円、総費用は70億9203万円でした。
一般会計からの繰り入れは27億3787万円、企業債現在高は312億239万円です。

◇市民病院
病院事業の総収益は153億8925万円、総費用は161億8493万円でした。
一般会計からの繰り入れは17億8962万円、企業債現在高は121億5517万円です。

◇市債と基金
・市債現在高(4・3パーセント減)
市債とは市の借金です。学校や道路など、整備に多額の費用がかかり、将来にわたり長期間利用する施設を整備する場合に、国などから借り入れて財源を確保します。長い年月をかけて返済するため、年度間の財政負担を一定程度に平準化でき、世代間での費用負担の公平が図られます。
一般会計では、前年度より3億7240万円多い、33億5023万円を借り入れました。一般会計の市債現在高は527億8180万円で、前年度より26億2199万円減少しました。全会計を合わせた市全体の市債現在高は、961億3936万円です。

・基金現在高(15・2パーセント増)
財政調整基金は年度間の財源の不均衡を調整する市の貯金で、前年度より2億6359万円増加しました。年度末の現在高は73億9621万円です。
市の基金全体では、252億9192万円で、前年度より33億3970万円増加しました。

◆約6億2,300万円の健全化
市行財政改革計画(2020-2023)を進め、財政健全化に取り組みました。

◇主な取り組みと効果額
歳出を削減 3,598万円
・各種配布物などへの広告掲載による印刷製本費などの削減 1,808万円
・保育園の給食調理業務や、ごみ収集業務の民間活力の活用 1,790万円

歳入を確保 5億8,698万円
・未利用地の売却・貸付 2億2,353万円
・市税など収入の確保(収納率の向上) 1億7,825万円
・ふるさと寄付金・クラウドファンディングの活用 1億724万円

問い合わせ:企画政策課
【電話】21-8760

◆(ふるさと納税で)約6億7,500万円の市税が流出
ふるさと納税制度は、生まれ育った故郷や応援したい自治体に寄付をすることで、地域の活性化を図り、全国の自治体を元気にしようとする制度です。
市民の皆さんが制度を使って他の自治体に寄付をすると、平塚市に納められるはずの税金が流出する仕組みになっていて、市税の流出額が増え続けている状況です(右グラフ)。
令和5年度の流出額は6億7,473万円で、令和元年度の流出額の2倍以上に増えてしまいました。これは、公民館1棟分の建設費用に相当する金額です。
市は、寄付に対するお礼の品の対象ではありませんが、市民や団体・法人などの方にも寄付金を募っています。寄付金は、寄付者の指定する目的のために大切に使用します。詳しくは、市ウェブをご覧ください。
2次元コードからもアクセスできます。
※グラフは以下をご覧ください。
※2次元コードは本紙をご覧ください。

問い合わせ:財政課
【電話】21-8765

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