市長コラム

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◆ようこそカウナス
・落合克宏
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、姉妹都市となったリトアニア共和国カウナス市。同市からアンドリウス・パリオニス副市長を代表とする公式訪問団が、10月22日から4泊5日の日程で平塚市を訪れました。
思い起こせば昨年11月、リトアニアを訪問した時に手厚いおもてなしを受けました。今回は、本市の魅力を知っていただこうと、平塚・カウナス交流推進委員会が中心となり準備を進め、歓迎しました。公共施設をはじめ、企業、商業施設、神社などをご案内。さらに、日本の食文化にも触れていただきたいと思い、その機会を多くつくりました。
平塚茶道協会の協力を得て振る舞った抹茶と和菓子、お寿司や天ぷら、お刺身などの純和風料理、平塚産「はるみ」の新米を炊いたごはん、海外でも人気のラーメンやお好み焼きなど、伝統的なものから庶民的なものまで。個々の好みもありますのでお口に合ったかは分かりませんが、日本食や平塚の食材を堪能いただけたものと思います。
また、平塚・カウナス交流推進委員会から、姉妹都市提携を記念する石碑が寄贈されました。除幕式のさなかに、突然の強い雨。カウナス市の副市長から、リトアニアの国名は雨という意味を含んでいるので、お披露目にふさわしい天気ですね、とその場を和ませるあいさつがあり、みんなの顔が一斉にほころびました。
今後はより多様な分野へ交流を広げていきます。さらには市民同士が触れ合える機会も多く設けるなど、両市の友好関係をさらに充実、発展させていきたいと考えています。