住宅の屋根や床下、給湯器や水道設備を「無料で点検します」と突然自宅に訪問してきた業者から「このままでは大変なことになる」「すぐに対応が必要」などと不安をあおられ、不要不急の工事などを契約してしまったという相談が寄せられています。
■事例
・「近所で屋根の工事をしている。お宅の屋根が傷んでいるように見えたので点検してもいいか」と言われ、点検後「工事が必要」と急かされて、見積りの前に契約書にサインをしてしまった。
・「市から委託を受けて、この地域の給湯器を点検している」と言われ、「給湯器の交換が必要だから後日設置に来ます」と言われたが、いつも頼んでいる業者と違った。
・業者から見せられた点検の映像が本当に自分の家のものだったか疑問。
■アドバイス
・点検と称して訪問してくる業者は、言葉巧みに消費者の不安をあおろうとします。たとえ、「無料で点検します」と言われても簡単に応対しないようにしましょう。冷静な判断ができないまま契約をしてしまう可能性があります。
・点検の結果、業者から工事を勧められても、その場で契約しないようにしましょう。複数の業者から見積もりを取って比較検討することが大切です。
・火災保険での修理に応じずに、まず加入先の損害保険会社または代理店に相談してください。「異常気象によって壊れたことにすればよい」などと事実と異なる申請を促す業者もいますが、虚偽の事実を告げることは絶対にしないでください。
・このようなトラブルに遭ってしまったら、一人で抱え込まずに、消費生活センターへ相談しましょう。
■ご利用ください座間市消費生活センター
消費生活センターでは、専門の資格を持つ相談員が、商品やサービスの苦情や事業者とのトラブルの相談、問い合わせなどを受け付け、問題解決のためのサポートをしています。
受付:月曜~金曜日9:30~12:00、13:00~16:00(年末年始、祝・休日を除く)
※偶数月の第2水曜日は午後のみ。
相談方法:電話で同センターへ(市役所1階市民広聴課内)
専門電話:【電話】046-252-8490(時間外【電話】188へ)
担当:市民広聴課
【電話】046-252-8218【FAX】046-252-0220
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