■ごみの減量目標まであと少し。できることから始めてみませんか
おにぎり1個分のゴミの減量とは
燃やすごみ想定量超過分÷人口=1人1日当たり約101g
おにぎり1個分相当
■燃やすごみの削減状況
令和5年度の家庭系の可燃ごみの排出量は約17,963トンで、前年度と比較すると約896トン減量することができました。しかし、一般廃棄物処理基本計画の目標量約17,000トンと比較すると約963トン超過しています。この超過分を令和5年10月1日の人口で割り返すと、1人1日当たり約20グラム、およそイチゴ1個分の重さです。
令和3年度に掲げた「おにぎり1個分」の目標まであと少し、目標達成に向けた取り組みの一例をご紹介しますので、引き続き、無理せず持続可能な取り組みを通じて、ごみの減量にご協力をお願いします。
■進めよう、環境にもお財布にも優しい生活
▽ちょうどいいお買い物
食品などを買うときは、多すぎず少なすぎず、必要な分だけ買いましょう。また、すぐ食べる食品を買うときは、「てまえどり」を意識しましょう。
▽ちょうどいい使い方
せっかく買ってきた食品を、持て余して傷ませないように、使い切りを目指しましょう。余った材料や、食べ切れなかった分はリメイクするなど、活用してみましょう。
▽みんなでつなごう、リユースの環
「まだ使えるけど、もう使わない」と思うものを、リユース品として誰かに使ってもらうことができる「あなたの街の思いやりリユースプロジェクト」を行っています。詳しくは、本紙右記2次元コードをご覧ください。
担当:リユース推進課
【電話】046-252-7560【FAX】046-252-7616
■市の取り組み
連携協定を結んでいる小田急電鉄株式会社と協力し、剪せん定てい枝や草木類のステーション回収を開始したことにより、これまで燃やすごみとして出されることがあった剪定枝や草木類を資源化し、燃やすごみを大幅に減らすことができました。
また、「ミックスペーパー」としてリサイクルできる品目を大幅に増やし、ひどく汚れていなければ、ほとんどの種類の紙を燃やさず資源化できるようになりました。
さらに、市民の皆さんがご家庭で手軽にごみ減量化に取り組める、生ごみ処理機やコンポストの購入費の補助制度に力を入れています。
令和5年度までに実施していた実証実験「フードサイクルプロジェクト」には令和6年度も引き続き取り組み、生ごみの減量化、都市農業の振興、消費~堆肥化~栽培~消費の食循環モデルの形成を目指します。
市民の皆さんのご協力により、ごみの減量化は着実に進んでいます。ごみの減量化および資源化は地球資源の枯渇を防ぎ、温暖化ガスの抑制にもつながります。引き続きご協力をよろしくお願いします。
担当:ゼロカーボン推進課
【電話】046-252-7985【FAX】046-255-3550
■生ごみ処理機などの購入費の一部補助
家庭から出るごみの減量・リサイクルを目的に、電動式生ごみ処理機、生ごみ堆肥化容器(コンポスト)の購入費の一部を補助しています。
▽補助金申請の注意点
・補助対象となる機器は新品に限ります。また、段ボール容器など、耐久性が認められないものは対象外です。
・事前登録が必要ですので、申請予定の方は対象機器を購入する前に担当へご連絡ください。
・手続きに当たっては、領収書や保証書が必要です。詳しくは担当へお問い合わせください。
▽補助額
・電動式生ごみ処理機…購入価格の4分の3(100円未満切り捨て、上限5万円)
・生ごみ堆肥化容器…購入価格の10分の9(100円未満切り捨て、上限2万円)
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