ざま市民朝市に出店している農家さんにお話を聞きました
■昨年度から新規就農/「おいしい」の嬉しい一言から農業者へー内藤あいのさん
▽市民の皆さんへ
朝市では、市場で販売していないお試し野菜も販売しています。ぜひ新鮮な野菜を手にとってください。
50代で若いと言われる農業業界。
そんな中、30代で農業者になった内藤さんは露地野菜を栽培しています。食べることが好きなことから趣味で家庭菜園や座間市の市民農園を利用し、育てた野菜を友人にあげたところ、とても喜ばれたことから就農を決めました。
「最初は不安もありましたが、とにかくやってみよう!精神で始めました。分からないことは先輩農業者にアドバイスをいただきながら日々試行錯誤しています。収穫時期や出荷量など計画通りにいかないこともありますが、その分お客さんから「美味しかった」と言ってもらえることがとても嬉しいです。今後は、課題としている出荷量を増やして皆さんが十分満足してもらえるくらい生産できることを目指します」と話しました。
内藤さんが作った野菜はJAさがみ米ディハウスくりはら(栗原中央1-25-40)で販売しています。
▽内藤さんも利用していた市民農園利用者募集
「市民農園」について詳しくは、本紙6面をご覧ください。
■ざま市民朝市生産者連絡会会長/失敗があるからこそ成功した時の喜びは大きいー曽根寿英さん
▽市民の皆さんへ
ざま市民朝市は今年で20周年を迎えます。皆さんのご協力があって続けてこられました。
これからも多くの方に足を運んでもらう中で、一層朝市を盛り上げ次世代のためにより発展させていきたいと思います。
約30年、父から受け継いだ農地で花苗園を立ち上げ花苗を通じてお客さんを笑顔にしてきた曽根さん。毎年市役所で開催している「花のミニ展覧会」にも出展してくださっています。
「花苗も生き物なので思い通りにはいかないこともありますが、失敗があるからこそ成功した時の喜びが大きいです。自分で描いたことを実行して、少しずつ形になっていくことが嬉しいです。なにより、お客さんに買ってもらい「長く咲いて育てやすかった」など嬉しい言葉をもらえると励みになります。そして、これまで自分がやってきたことをいつかバトンタッチすることができればと考えています」と話しました。
曽根さんが育てる花苗はJAさがみ米ディハウスざま(入谷西2-54-5)・くりはら(栗原中央1-25-40)、コトブキ花園(栗原中央6-2-10)で販売しています。
■ざま市民朝市は平成17年から始まり今年で20周年
朝市では新鮮な野菜やパン、お肉、花苗などを販売しています。
▽毎月第2・4日曜日開催 ざま市民朝市
日時:2月9日・23日7:00~売り切れ次第終了(雨天決行)
場所:市役所ふれあい広場(雨天時は市役所1階アトリウム)
販売品:地場産野菜、農産物加工品、肉、花き、市特産品など
持物:マイバッグ(買物袋は有料)
▽ざま市民朝市出店者を募集
対象:以下のいずれかに該当し、ざま市民朝市生産者連絡会の総会で認めた者
・市内で営農している農業者
・市内に店舗を有し、市特産品・推奨品を製造・販売している商業者
費用:年会費2,000円
申込:電話または直接担当へ
▽来場者インタビュー
・市外に住んでいますが、前日に座間市の実家に泊まって来ています。活気があり、販売者と話せるところが朝市の良いところです。
・新鮮な野菜や果物とパンを買いました!!
担当:産業振興課
【電話】046-252-7601【FAX】046-255-3550
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