市内には大きな公園から小さな公園まで100カ所以上あり、多くの人々の憩いの場になっています。
今回は市内の3カ所の公園とそれぞれの公園で活躍している管理団体の方々にフォーカスして、ご紹介します。
また市内の公園では、3月下旬~4月上旬にさくら祭りが行われます。
詳しくは広報ざま3月15日号をご覧ください。
■こまつばら公園(小松原1-5147-4)
平成29年4月開園の比較的新しい公園です。
工業地域にあるため、働く方々の休憩などにもご利用いただけます。
こまつばら美化隊の方々が雑草取り、芝刈り、トイレ清掃、有志の住民との花植え(花とうるおいのある活動(年2回))などをしてくださっているのでいつもきれいです。
▽管理団体/こまつばら美化隊
子どもたちが来て遊んでくれる場所。少しでもきれいに
この活動は「子どもたちが来て遊んでくれる場所なので、少しでもきれいにしていたい」という思いで平成30年5月に3人で活動を始め、少人数だと活動できなくなったら困ると思い、会員を募集し、現在では20代~80代の幅広い世代9人で活動を続けています。夏は暑く、冬は寒い活動になり、大変なこともありますが、渡辺さんは「子どもたちが遊んでいるのを見るときれいにしとかなければいけないな」と熱い思いを持って、活動をされていると仰っていました。
市と同団体は、「座間市公園・広場等アダプト制度」を結んでおり、大切な緑を守り、育てる活動にご協力いただいています。
▽座間市公園・広場等アダプト制度とは?
公園・広場・緑地などの清掃・美化活動を市民の方が自発的に行い、市が道具の貸し出しなどを行うことによって活動を支援する制度です。市民の方と市がお互いの役割を分担し、合意に基づき、清掃や花植えなどの活動を進めていきます。
■芹沢公園(栗原2593-1)
かながわの公園50選にも選定されている緑豊かで景色がきれいな公園です。
園内にはざまりんの滑り台やローラー滑り台など、子どもに人気な遊具があったり、約1.3ヘクタールの広大な芝生広場があり、市民の方々に親しまれています。また北側公園管理棟内の多目的室は、疲れたときに一休みできる休憩スペースとして利用できます。
老人クラブ「芹沢清流会」の方々が植え、管理してくださっている花々は見晴らしの良い場所にあり、季節の訪れを伝えてくれます。
▽管理団体/老人クラブ「芹沢清流会」
自分の住む地域をきれいにしたい
芹沢公園が総合公園として全面開園した平成29年春に「公園に花を植えてきれいにしたいと市に申し出て、現在も活動を続けている」と話す、老人クラブ「芹沢清流会」の後藤さん。
春にはコスモスとヒマワリ、秋には菜の花の種を植えているそう。コスモスと菜の花の種は毎年、前年に採種したものを使っています。
花壇の横を通る人が「きれいですね」「大変ですね」と声を掛けてくれることがやりがいで「子ども連れの家族が、花をバックにして写真を撮影している姿を見ると、活動を続けてて良かったと思う」と後藤さんは笑顔で思いを話しました。
▽遊具
・複合遊具
・すべり台
・ブランコ
・鉄棒
・ジャングルジム
・うんてい
・健康遊具など
■東原仲よし小道(東原四丁目)
さがみ野駅北口からさがみ野駅入り口交差点を北に進んだ先に東原仲よし小道があります。畑潅水路完成に伴い昭和28年に造成された桜並木です。
通りにあるチェアプランターや花壇の花植えを、さがみ野やすらぎ街づくり委員会の方々が管理してくださっています。
また東原緑地帯も同委員会の方々がネモフィラ、コキアなどの季節の花を植えてくださり、通りを鮮やかに彩っています。
▽管理団体/さがみ野やすらぎ街づくり委員会
声を掛けられることがやりがい、活動を生きがいに。
20年以上前から会員約15人で20カ所以上ある東原仲よし小道の花壇を、全て維持・管理しているさがみ野やすらぎ街づくり委員会の会長関吉さん。
花は種ができたと思うと、花を咲かせるのをやめてしまうため、終わった花がらは摘むことが大切だそう。活動をしていると道を通る人たちに「いつもきれいに見させてもらっています。ありがとうございます」と声を掛けられることがやりがいで、「お年寄りが多い団体の会員が日々やることができる。
活動の中で声を掛けられ、褒めてもらえることで自分の生きがいになり、健康につながっていくと思うし、良いことだと思う」と関吉さんは熱く話しました。
担当:公園緑政課
【電話】046-252-7221【FAX】046-255-3550
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