「悲観することはない、素直に受け入れる」
「安心してぼけてください」
“認知症”と聞いてどのようなイメージがありますか。
認知症になったら何もできない。何も分からなくなってしまう。そのようなイメージがあるかもしれませんが、本当に正しいでしょうか。
今回、若年性認知症と診断された栁沼さんご夫妻を取材しました。
妻の智恵美さんは夫の雅夫さんに「安心してぼけてください」と声掛けをされていたのを聞き、認知症に対して悲観するばかりでなく、素直に受け入れ、本人ができることややりたいことを支援することの大切さを学びました。
認知症者数は今年(令和7年)65歳以上の約5人に1人に達すると言われています。
日常生活に異変を感じていても、病院に行かず症状が進行してしまうケースは少なくありません。
自分自身や家族のために、改めて認知症の正しい理解を深めませんか?
ロバ隊長は、認知症サポーターのマスコットキャラクター。
認知症への理解を広め、支援の輪を広げる象徴として親しまれています。
■ある日感じた夫の異変…本人に寄り添う行動を意識
59歳で若年性認知症と診断された栁沼雅夫さん。
栁沼夫婦に認知症に対する想いや日々の生活について伺いました。
※若年性認知症とは65歳未満で発症する認知症のこと。
■少しでも不安に感じたら…気軽にご相談ください
▽認知症・若年性認知症相談窓口(市内地域包括支援センター)
認知症の専門医や認知症の知識を持つ専門職が、初期の支援を集中的に行う「認知症初期集中支援チーム」もいます。
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