(保健師から)化学物質過敏症を知っていますか?

16／32

いわゆる化学物質過敏症とは、生活の中で接するわずかな化学物質により、嗅覚過敏や目・鼻・喉の刺激症状、かゆみ、疲労感、頭痛、めまい、吐き気などの様々な症状が現れる症候群とされています。
自分にとって便利な「日用品」や快適な「香り」であっても、周囲には困っている人もいることをご理解ください。

◆原因となるもの
・洗剤、柔軟剤、芳香剤、消臭剤、化粧品
・殺虫剤や虫よけスプレー、農薬
・接着剤や塗料、住宅建材
・排気ガス、暖房などの燃焼ガス　など

◆ご協力いただきたいこと
・人が集まるところでは、洗剤、柔軟剤、香水などの香りが過度にならないように配慮しましょう。
・殺虫剤、虫よけスプレーなどは、周囲の人に飛び散らないように注意しましょう。
・住宅地などでの農薬(農薬に該当する除草剤を含む)は、なるべく使用しないようにしましょう。やむを得ず使用するときは、事前に周囲の方に使用の目的・日時・農薬の種類・連絡先を、十分に時間的に余裕をもってお知らせするとともに、周囲に飛散しないようにしましょう。

皆さんのご協力とご配慮をお願いします。