(保健師から)胃腸をいたわりましょう

11／28

年の初めを迎えて、体調はいかがでしょうか。
今年も元気に過ごせるように、自分の健康は自分で守り、維持しましょう。

◆年始年末の食べ過ぎ・飲みすぎで胃腸が疲れていませんか
胃は、その粘液で強力な胃酸から胃を守っています。しかし暴飲暴食やストレスなどにより粘液の分泌がうまくいかなくなると、胃の内壁が荒れたり潰瘍を生じることがあります。腸は、その長さを生かして繊維質をはじめとする分解されにくいものをゆっくり消化しながら栄養分を腸壁から吸収します。

◆疲れた胃腸を癒しましょう
長時間の空腹は、胃液が胃の粘膜を荒らします。特に朝食を抜いてのたばこやコーヒーは厳禁。朝食をきちんととり、その後、5～6時間あけて食事を取るのが基本。胃腸が疲れているときは、スープやみそ汁などで胃腸を温める程度でも良いので朝食をとりましょう。また、食べてすぐに動いたり入浴したりすると、胃腸に十分な血液が回らず消化がスムーズにできなくなるので、食後は30分以上ゆっくり休むようにしましょう。加えて、胃腸を休ませている間は水分が不足しがちなので、小まめな水分補給も大切です。

胃腸の調子がよくない状態が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。