横浜市は他の政令市と共に、法律で「特別市」の制度をつくることを国に提案しています。「特別市」は、横浜市が市内の仕事をすべて担うことで、神奈川県との間で生じている仕事の重複や非効率な分担をなくす仕組みです。
◆「特別市」は世界の常識
大都市に特別な枠組みと包括的な権限を与える地方自治制度は、世界では決して珍しいものではありません。例えば韓国やフランス、イギリスなどでは、基礎自治体(市町村等)と広域自治体(県等)の権限を併せ持つ大都市があります。また、ドイツには、連邦制の州(国)の権限を持つ市まであります。
一方、日本は、全て「都道府県-市区町村」の画一的な二層構造となっています。そのため、経済活動や人口が著しく集中する大都市がその能力を最大限に発揮できない状態になっています。
「特別市」の提案は、市が迅速かつ臨機応変に課題に対応し、また国のさらなる成長・発展に寄与していくために、海外と同様に大都市の実態に即した制度の創設を目指すものです。
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問合せ:政策局制度企画課
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