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よこはま彩(さい)発見(vol.5)

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神奈川県横浜市

海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。
今回は、はまぎん こども宇宙科学館からです。

■横浜に完成した世界一のプラネタリウム!
はまぎん こども宇宙科学館プラネタリウム解説員
甲谷 保和

今年は、ドイツで世界初のプラネタリウム投影機が発明されてから100周年という記念の年です。世界初のプラネタリウムは、ドイツから見える4500個の星を映し出して世界から喝采を浴びたといいます。
2022年12月、磯子区洋光台にある はまぎん こども宇宙科学館(横浜こども科学館)では、21年ぶりにプラネタリウムをリニューアルしました。このプラネタリウムが特に優れているのは宇宙望遠鏡で観測された最新のデータをもとに星を投影する能力で、プラネタリウム内部に備えられたGIGAMASKという部品には、星を表す穴が約12億個も空いているというから驚かされます。いちばん暗い星の穴の大きさは1mmの5000分の1以下という精密さで、星と星の隙間も1mmの1000分の1の約1マイクロメートルしかありません。
このプラネタリウムMEGASTAR-IIAを開発・製造したのは、都筑区にある有限会社大平技研です。「もしかして、横浜のMEGASTAR-IIAは世界一すごいのではないだろうか?」、そう考えた科学館では、オープン前の2022年11月にプラネタリウムで投影できる星の数のギネス世界記録TMに挑戦することにしました。
ところが、さすがに世界記録への挑戦は簡単ではありません。プラネタリウムで撮影した詳細な画像をもとに、天文学者の先生方が検証をしてくださり、いったい何個の星を投影できるのか最終的な結果が出たのは3か月後の2023年2月になってから。その数は少なくとも7億個。これまでの記録を5倍も上回る新記録で、ギネス世界記録TM※達成です!

※プラネタリウム投影機により投影された星の最多数(ワンオフ)
Most stars projected by a planetarium projector(one off)
認定日:2023年2月8日(水)
YOKOHAMA SCIENCE CENTER

「大人もこどももみんな世界一の星空と宇宙を体験しにおいでよ!」

さらに詳しい話はウェブページをご覧ください。

◇はまぎん こども宇宙科学館(有料)
交通:JR京浜東北・根岸線「洋光台」駅下車、徒歩3分
休館:第1・3火曜・年末年始
※臨時休館日あり。

問合せ:はまぎん こども宇宙科学館
【電話】045-832-1166【FAX】045-832-1161

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