市長だより

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横浜市長
山中竹春

雨の多い季節になりました。紫陽花や新緑の美しさが一層際立つ季節ですが、大雨による水害や土砂災害が心配される時期でもあります。災害時の被害を最小限に抑えるためには、行政による「公助」だけでなく、自らの命を守る「自助」、地域で助け合う「共助」が重要です。
4月から、いつでもどこでもスマートフォンやパソコンで防災を学べる「よこはま防災e-パーク」を開設しました。風水害をはじめ、火災・救急・地震などにどう備えればよいかを、わかりやすいデジタル教材で学べるオールインワンの学習システムです。特に、ポケモンのキャラクターが登場する「ポケモンぼうさいきょうしつクイズ」は、楽しみながら防災の知識を学んでいただけますので、お子さんとご一緒に挑戦してみてください。また、防災アプリ「横浜市避難ナビ」では、リアルタイムで避難情報を確認でき、ご自身の避難行動計画である「マイ・タイムライン」の作成もできます。ぜひこの機会にアプリのご活用をお願いします。
地域における防災活動の要となっているのが、消防団の皆様です。災害発生時には、地域に精通している消防団の存在が不可欠です。消防団の重要性をより多くの方々にお伝えし、一緒に活動していただける仲間が増えるよう、取り組んでまいります。
災害の備えにゴールはありません。今後も、防災に必要な情報をより早く、わかりやすくお届けしていきます。そして、市民の皆様の命と安全・安心な暮らしをお守りするために、災害に強いまちづくりに全力を尽くしてまいります。