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よこはま彩(さい)発見(vol.7)

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神奈川県横浜市

海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。
今回は7月第3月曜日の海の日にちなみ、金沢区にある「海の公園」についてです。

■海の公園で横浜の海を体感しよう
海の公園園長 宮口 均

横浜はその名のとおり東側に長い海岸線を有し、昭和初期には本牧や磯子、金沢に海水浴場が並び、水遊びや潮干狩りなど海を楽しめる場所が多くありました。しかし、高度経済成長期に行われた沿岸部の埋立により、自然の海浜は失われていきました。その後、市民に親しまれた横浜の海浜を復元するため、金沢地区の埋立事業に合わせ八景島とともに整備され、1988(昭和63)年に市内唯一の海水浴場のある公園として開園したのが「海の公園」です。安藤広重の浮世絵にも描かれた金沢八景の景勝地の一つだった乙艫(おつとも)海岸の往時を忍ばせるような白砂青松の景観が、どこか懐かしくもある居心地の良さを感じさせてくれます。
遠浅で波も静かな海の公園では、海水浴だけでなく、さまざまな海の楽しみ方を体験できます。春から夏にかけては、自然繁殖しているアサリなどの貝を採取する潮干狩りを、また、バーベキュー場(冬季除く)や三陸産のカキやホタテが味わえるかき小屋(冬季)で、一年を通じ本格的なバーベキューを楽しむことができます。ウインドサーフィンやSUP(サップ)※などのマリンスポーツ、ビーチバレーやビーチサッカーなどのビーチスポーツ、その他にもジョギングやバスケットボール、サッカーなど、潮風の中でスポーツや健康づくりができるのも大きな魅力です。
海洋ごみ問題など海の環境は私たちの暮らしや未来と密接につながっています。横浜の豊かできれいな海を間近に体感できる海の公園にぜひお越しください。

※Stand Up Paddleboardの略で、大きめのボード(板)の上に立ち、パドル(水かき)を漕いで水面を進んでいくスポーツ。

さらに詳しい話はウェブページをご覧ください。
ウェブ版では抽選で読者プレゼントあり

■海の公園
交通:JR線「新杉田」駅・京浜急行線「金沢八景」駅でシーサイドラインに乗り換え。「海の公園南口」駅・「海の公園柴口」駅・「八景島」駅下車、徒歩2分
※有料駐車場あり

問合せ:海の公園管理センター
【電話】045-701-3450【FAX】045-701-3334

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