幸せを創る明日の風景

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GREEN×EXPO 2027　YOKOHAMA JAPAN

■市長だより
横浜市長　山中竹春

「GREEN×EXPO 2027」まで3年となりました。私たちの生活に大きな影響をもたらす気候変動に着目した、日本で初めての国際博覧会です。圧倒的な花と緑に囲まれながら、脱炭素社会を実現する最先端技術を体感したり、子ども達が遊びを通じて自然を守る大切さを学んだり、健康を支える食と農が共存した生活を実感したり、とすべての世代が楽しめる会場計画とする予定です。「環境と共生し、市民の皆様と共につくる」博覧会、そんな“環共”を感じて頂ける博覧会を目指しています。
GREEN×EXPO開催後の会場跡地には、博覧会のレガシーとして環境にやさしいグリーンな社会を見据えた都市型公園を計画します。また、ひとたび大規模な地震による災害が発生した場合、被災地域の外から救援部隊や支援物資の受け入れが必要となります。人口の多い横浜での災害時はその際のキャパシティや効率性が特に求められるため、全国から参集した救援部隊を受け入れるベースキャンプ機能や、支援物資の受け入れから分配まで行う拠点機能を有する、本市で初めてとなる広域防災拠点を整備します。あわせて、災害時の支援物資の中継輸送にも資する新たな交通基盤として、会場跡地と東名高速道路を直結させたインターチェンジの整備を計画しています。
人々の環境に関する意識や行動は横浜のGREEN×EXPOから変わったと言われるよう、そして、会場跡地が大規模地震災害時に地域と命を守り抜く基盤となるよう、環境と防災に強じんな都市・横浜を目指して引き続き準備を進めてまいります。