■この暑さ、異常事態です!
今年も厳しい暑さが続いています。また近年、国内外で大雨や洪水、森林火災などの深刻な気象災害が日々報道されています。これらの異常気象の原因である地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加によって引き起こされています。
◇横浜もこんなに暑くなっています
横浜市でも、2023年の年間平均気温が史上最高を記録したほか、真夏日・猛暑日・熱帯夜の日数がいずれも過去最多となりました。
今年も、7~9月の平均気温は平年より高い見込みと発表され、ますます厳しい暑さになる恐れがあります。(気象庁6月25日発表3か月予報より)
〔2023年に「過去最高記録」を更新した横浜の3つの観測結果〕
(横浜地方気象台)
真夏日(30℃以上の日):1993年18日/2023年84日
猛暑日(35℃以上の日):1993年0日/2023年9日
熱帯夜(最低気温が25℃以上になる夜):1993年1日/2023年63日
◇二酸化炭素などの増加が地球温暖化の原因に
二酸化炭素などの温室効果ガスが増えすぎると、地球を包み込んで温室のような状態になってしまうのが、「地球温暖化」です。
異常気象の原因となる地球温暖化を食い止めるためには、「脱炭素」の取り組みを進めることが必要です。
■身近な脱炭素の取り組みを考えよう
◇プラスチックごみを燃やすと二酸化炭素などの温室効果ガスが大量に発生します
ごみの処理過程で発生する二酸化炭素は、プラスチックなど石油由来のごみの焼却処理によるものが約9割を占めています(右図)。
燃やすごみからプラスチックを減らすことは、家庭でできる「脱炭素」の大きな一歩です。
〔ごみの処理過程で発生する二酸化炭素の内訳〕(横浜市/2021年)
収集車からの排気ガスなど約10%
プラスチックなど石油由来のごみの焼却で発生するもの約90%
問合せ:
・脱炭素について…脱炭素・GREEN×EXPO推進局 脱炭素ライフスタイル推進課
【電話】045-671-2661【FAX】045-550-4838
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