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(連載)バス停で たどる 港北の歴史 第3回

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神奈川県横浜市港北区 クリエイティブ・コモンズ

■箕輪町舟下(ふなした)(東急バス 日40・日51・日81系統ほか)
バス停の名称には、昔の地名が残るものがあります。第3回は東急線日吉駅から綱島駅に続く綱島街道沿いにあるバス停「箕輪町舟下」の歴史をたどります。
箕輪町は古くは橘樹(たちばな)郡箕輪村といい、1889年の市町村制施行の際に、日吉村大字箕輪となり、1937年に横浜市に編入されて箕輪町となりました。箕輪町は丘陵が南に突出した地形となっていて、平地はかつて海だった名残で沼が深く、舟で田植え等の農作業をしたことから、「舟下」と呼ばれるようになったという言い伝えがあります。
また、「江戸から肥やしを運んできた船の到着地」や「水田で使う田舟を留め置く場所」等の説もあり、現在も田舟を使っている農家があるそうです。1937年から1939年の耕地整理以前はハス田が広がり、その後稲田に変わったようです。

出典:
『港北歴史地名ガイドマップ』港北地名を調べる会 編集発行
『横浜の町名』横浜市市民局 編集発行
小嶋英佑『箕輪のあゆみ』
神奈川新聞 2022年2月6日「バスストップ ハマきた巡り」

問合せ:区民活動支援センター
【電話・FAX】540-2246

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