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自治体の皆さまへ

(特集2)次の大地震はいつ起きる?

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神奈川県横浜市港北区 クリエイティブ・コモンズ

■防災大使と考えるわが家の備え
「港北区防災大使のシュウペイです!今回は「地震への備え」について、皆さんと一緒に考えたいと思います。」(シュウペイさん)
「皆さん、9月1日は何の日か知っていますか?正解は「防災の日」です」(シュウペイさん)

■2023年9月1日 関東大震災から100年の節目を迎えます
1923(大正12)年に発生した関東大震災では、死者・行方不明者が10万人以上に上り、日本の自然災害史上、未曾有の被害となりました。
震源域の真上に位置した神奈川県内の被害は特に大きく、市内では約35,000軒の住居が被害に遭い、約26,600人が犠牲となりました。
「過去の震災を教訓に、このような惨禍(か)を二度と繰り返さないよう、一人ひとりが災害に備えましょう。「自助」・「共助」が大切です。」(シュウペイさん)
写真:地震発生直後の関内駅付近の様子、大綱橋付近の地割れの様子

■大地震はまた起こる!?
震災は過去の出来事ではなく、近い将来にまた起こる可能性が高いとされています。自分自身や家族の命を守るため、一人ひとりが日頃から災害に備えることが何より重要です。

▽横浜市において今後30年間に震度5弱以上の揺れに見舞われる確率(2021年3月時点)
震度5弱 確率99.6%
震度5強 確率86.0%
震度6弱 確率38.1%
震度6強 確率5.8%
出典:「全国地震動予測地図2020年版 地図編」地震調査研究推進本部(2021年3月26日公表)
「いつ起こるか分からないからこそ、しっかり備えておこう!」(シュウペイさん)

■わが家の災害対策を見直そう
自宅の災害対策が十分か確認してみませんか。備蓄や家具の転倒防止等だけではなく、家族で事前に災害発生時の行動について話し合い、対策することも重要です。
・1週間(最低3日)分の備蓄
・家具の転倒防止(固定)
・災害発生時の行動を決めておく
「僕も、水や食料、非常用トイレを自宅に1週間分備蓄しています。「もしも」の時を想定して、準備しましょう。」
「特に水は1人1日あたり3L必要です!」
(シュウペイさん)

■忘れがち?手が回らない?それでも重要!子育て中の災害対策
毎日が慌ただしい子育て中。「子どもの災害対策」がついつい後回しになっている家庭もあるのではないでしょうか。災害発生時の環境の変化は、子どもにとって大きなストレスになり得ることに加え、おむつやミルク等の救援物資はすぐに供給されるとは限りません。災害時に慌てないように各家庭での対策をお願いします。
▽子どもの非常用持ち出し袋を用意しよう
・準備する物の例
・ 母子健康手帳
・ 紙おむつ
・ お尻拭き
・ ミルク
・ 哺乳瓶
・ 離乳食
・ お気に入りのおもちゃ1個
「子育て中の皆さん、毎日お疲れ様です!おむつのサイズや、ミルク・離乳食の賞味期限も確認しておくと安心です。」(シュウペイさん)

■市の補助金制度を利用しよう!
▽自宅の耐震化
市では1981年以前に建てられた個人所有の木造住宅の耐震診断を、無料で実施しています。改修が必要な場合に耐震改修費用の一部を補助しています。(その他条件あり)

問合せ:建築局建築防災課
【電話】671-2943【FAX】663-3255

▽感震ブレーカー
大きな揺れを感じると電気を自動で遮断する感震ブレーカーの代金の一部を補助しています。

問合せ:(公社)横浜市防火防災協会
【電話】714-0929【FAX】714-0921

「地震に強い家、感震ブレーカーがあると安心だね。」(シュウペイさん)
「地震はいつ起こるか誰にも分かりません。いざという時のために、日頃からの「防災の備え」が大切です。関東大震災から100年を契機に、防災意識を高めましょう!」(シュウペイさん)

・区ウェブサイトで防災大使の動画を公開中

問合せ:総務課 防災担当
【電話】540-2206【FAX】540-2209

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