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(特集)実はモノづくりのまち?港北区の意外な一面をご紹介!

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神奈川県横浜市港北区 クリエイティブ・コモンズ

■港北オープンファクトリー
港北区役所では、区内の製造業の事業者と連携して、地域の皆様をワクワクさせる工場見学イベント「港北オープンファクトリー」を開催しています。今回は、港北区の製造業の特徴とイベントの概要を紹介します!
企画調整係 藤原(ふじわら)

▽特徴1:中小規模を中心とした工場が立地
市内で工業が盛んな地域というと、鶴見区や金沢区といった沿岸部を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は、工場の数では港北区が第1位。区内には約1,100箇所の工場があります。一方で、1箇所あたりの平均従業員数は16.4人と中小規模の工場が多く立地しています。

▽特徴2:新羽・新吉田エリアに集積
区内にある約1,100箇所の工場のうち、約40%は新羽・新吉田エリアに集まっています。1950年代に大規模な土地改良事業によって区画が整理された土地ができたこと、交通の便が良く、首都圏の企業との取引ネットワークを維持できること等から、このエリアが操業場所として選ばれてきたと言われています。

▽特徴3:金属製品や生産設備を製造
区内にある工場の業種別内訳をみると、金属製品や生産設備を扱う事業所が約45%を占めています。この割合は、市全体と比較すると約10%高く、港北区の製造業の特徴の一つとなっています。

■第12回 港北オープンファクトリー
今年の冬は、ワクワクを探しに親子で工場へ!
開催日:2月17日(土)
場所:協力企業の事業所
対象:小学生以上
※小学生は保護者同伴、未就学児の同伴不可
申込み:区ウェブサイト(1月18日まで)
※応募者多数の場合は抽選

申込みに関する問合せ:港北オープンファクトリー運営事務局((株)旭広告社内)
【電話】080-4347-8499 (月~金曜9時~17時、祝休日・年末年始除く)

■見学先を一部紹介! (株)ヒートエナジーテック
Q:製品の特徴や企業の強みを教えてください。
産業用熱設備の設計や製造、販売を行っています。日産スタジアムで開催された「かながわ・ゆめ国体(1998年)」や「2002FIFAワールドカップTM」の炬火(きょか)台、「長野オリンピック1998」の聖火トーチには、弊社のバーナーが組み込まれています。

Q:カーボンニュートラルにも取り組んでいるとお聞きしました。
「2050年カーボンニュートラル宣言」を受けて、お客様からの要望も多様化してきており、ニーズに応えるべく取組を進めています。近年では、UCC上島珈琲(株)様と共同で、水素を熱源とする焙煎(ばいせん)機を開発し、2023年5月の広島サミットでは、この焙煎機を使って入れたコーヒーが振る舞われました。

Q:オープンファクトリーへの意気込みをどうぞ!
初参加だった昨年は、私が中心となって企画しましたが、後日、社員から「僕もやりたかったです!」と怒られてしまいました(笑)。今年は、若手社員を中心としたチームにワクワクする企画を考えてもらっています。「熱」や「モノづくり」に興味を持っていただけるように社員一同頑張りますので、ご期待ください。

「私たちも楽しみながら準備をしています。皆様にお会いできることを、楽しみにしています。」(代表取締役社長 村田(むらた)さん)

問合せ:区政推進課 企画調整係
【電話】540-2230【FAX】540-2209

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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