乳がんは日本女性のがん罹患(りかん)率1位 ※1
乳がん患者は30歳から急増する ※1
診断ステージI期の5年生存率98.9% ※2
早期発見が大事
※1 出典ː国立がん研究センター「がんの統計 2024」(2019年データに基づく)
※2 出典ː国立がん研究センター「院内がん登録2014-2015年5年生存率集計」(2023年3月発表)
■乳がん経験者に聞いてみよう!
港北区在住 丸橋 真生(まるはし まい)さん
・第1子の育児休業復帰後に受けた人間ドックでがんと診断。31歳で乳がん経験者となる。
・現在は会社員の傍ら、病気や女性のキャリア形成について発信中。
▽区民へのメッセージ
いつも必ず訴えるのは「1年に1回は自分を一番にする日を作る大切さ」です。つまり、どんなに忙しくても検査を受けることです。
乳がんは早期発見することで助かる命が多くあります。乳がんの治療中でも仕事や出産ができるという、希望につながる発信ができたらと思っています。私の発信が、自分自身や家族の身体を大切にするきっかけになれば嬉しいです。
▽乳がん発見のきっかけは何ですか?
仕事は多忙、子育て中…。自分のための時間はありませんでした。体調不良をきっかけに、3年ぶりに休暇を兼ねて人間ドックを受けました。そこで右胸に腫瘍が見つかり、乳がんの告知を受けました。
▽仕事·子育て·治療はどう両立しましたか?
仕事も子育ても100点を目指すことが働くママだと思っていましたが、乳がんを経験したことで、100点を目指すことをやめました。
治療開始から5年を過ぎたので、次の5年も…と近い将来の目標を立て、一人で頑張らずに自分の目標や気持ちを共有し、周りのサポートを頼るようにしています。
■丸橋さんゲスト出演!港北区内のトークイベントに参加してもらいました
9月のがん征圧月間に合わせたイベントを開催しました。乳がん触診体験やトークイベントを通して、参加者からは「他人事ではないと思った」「家族に伝えたい」という声が聞かれました。
▽ブレスト·アウェアネス 乳房を意識した生活習慣
(1)自分の乳房を知る
(2)乳房の変化に気づく しこりや赤み、くぼみ 等
(3)変化に気がついたらすぐ受診
(4)定期的に乳がん検診へ
問合せ:福祉保健課 健康づくり係
【電話】045-540-2362【FAX】045-540-2368
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