冬から春にかけては、ノロウイルスによる食中毒が流行しやすい時期です。
「ノロウイルス食中毒予防の4原則」を知り、食中毒を防ぎましょう。
■原則1 ウイルスを「持ち込まない」
調理する人が感染していると、食品を汚染してしまいます。腹痛や下痢の症状があるときは、できれば調理を控えましょう。
■原則2 ウイルスを「つけない」
ノロウイルスはアルコール消毒がほとんど効きません。だからこそ正しい手洗いが大切です。
◇手洗いのタイミング
・トイレの後
・調理をする(食品を取り扱う)前
・食事の前
・嘔吐物やおむつなどの片付けをした後など
■原則3 ウイルスを「やっつける」
ノロウイルスには、加熱が有効です。特にカキなどの二枚貝はウイルスを持っていることがあるので、中心部までしっかり加熱しましょう。
■原則4 ウイルスによる汚染を「広げない」
ノロウイルスの消毒には、次亜塩素酸ナトリウム(台所用の塩素系漂白剤など)が有効です。
◇消毒液の作り方【作り置き厳禁】
市販の塩素系漂白剤(濃度約5%から6%)を使用する場合
・通常の掃除用(約200倍希釈)
調理器具やドアノブ、手すりなど
水2リットル、塩素系漂白剤10ミリリットル(ペットボトルのキャップに2杯)を加える
・汚染がひどい場所用(約50倍希釈)
トイレの消毒や、便や吐物で汚れた床など
水500ミリリットルに塩素系漂白剤10ミリリットル(ペットボトルのキャップに2杯)を加える
問合せ:区役所食品衛生係
【電話】045-847-8444
【FAX】045-846-5981
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