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【特集】我が家の生活費、このままで大丈夫!?家計の見直しで未来をもっと安心に(1)

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神奈川県横浜市港南区 クリエイティブ・コモンズ

「我が家の生活費、このままで大丈夫?」と感じたら、家計の見直しを始めるチャンスです。
進学、就職、退職や引っ越しなどで、必要な生活費も変わります。
間もなく新年度を迎え、人生の節目を迎える人も多い時期。家計の見直しは、未来の安心を手に入れるための第一歩!だからこそ、新生活が始まるこのタイミングで家計を見直してみませんか?

■相談事例1
中学生と小学生の子どもがいます。共働きで時間がなく、細かな家計管理はできていません。
住宅ローン、習い事の支出も多く、あまり貯金はできていません。
これから教育費のピークを迎えますが、どうしたら良いか分からず、具体的な対策はとれていません

◇世帯構成
・夫(46歳)
・妻(43歳)
・長女(中2)
・長男(小5)

◇アドバイス
家計管理は家族全員で取り組むことが大切で、時には子どもたちにも家計の状況を理解してもらい、協力を得ることも重要です。

◇ポイント
1.家計の見える化
家計の全体像を把握することが重要です。家計簿アプリ等を活用して、収入と支出を簡単に記録しましょう!

2.固定費の見直し
固定費は月々の支払いで大きな割合を占めている場合が多く、見直しの効果も大きい可能性があります。住宅ローンがある場合は、借入先と相談しながら「支払いが何年続くのか」「繰上返済できるのか」など、常にシミュレーションしておくといいでしょう。また、生命保険などを必要以上に掛けていないかも確認しましょう。

3.教育費の計画
子どもたちの興味や将来の目標に合った習い事に絞るなど、優先順位を話し合ってみましょう。また、将来的に必要な教育費を見越して、積立や奨学金制度の利用を検討してみましょう。

■相談事例2
子どもは独立し、私は間もなく定年退職を迎えます。
妻は仕事をもう少し続けるつもりでいます。
これまでは、共働きで外食等も多かったので、退職金はありますが、この先、貯蓄と年金だけで月々の生活をしていけるのか心配です

◇世帯構成
・夫(60歳)
・妻(58歳)

◇アドバイス
退職後の生活を楽しむためには、堅実な家計管理が欠かせません。自分自身や家族のために、今からできる準備を始めましょう!

◇ポイント
1.収入の見通しを立てる
年金定期便や年金事務所で年金の受給額を確認し、生活費にどの程度充てられるかを見積もりましょう。また、65歳以上の約25%、75歳以上でも約10%が働いている時代です。夫婦ともに元気なうちは無理のない範囲で働いて、収入を得ることを検討してみましょう。

2.退職金の活用の検討
長年の仕事のご褒美として趣味や旅行に活用するだけでなく、住宅の修繕費や、万が一のために一定額を貯蓄するなど、家庭の状況に合ったお金の使い道を見つけることが大切です。銀行やファイナンシャルプランナーに相談するのも一つの手です。

3.生活スタイルの見直し
収入の規模に合わせた新たな生活スタイルを築きましょう。また、健康づくりに取り組むことは、生活習慣病の予防による将来の医療費軽減や、介護予防につながると言われています。元気な老後を送るために、自分のペースで、健康づくりに取り組んでみましょう。

4.公的支援制度等の確認
将来の医療や介護費用の参考に、医療制度や高額療養費制度、介護保険の利用方法などの情報も確認しましょう。高齢者の生活全般に関する相談窓口「地域包括支援センター」(地域ケアプラザ内に設置)も活用してみてください。
【HP】「港南区 地域包括支援センター」で検索

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